ドイツの小学校の年齢は【4年生】まで?そんな年齢でもう進路決定?

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日本の学校は私立を受ける以外は義務教育の小学校6年間、中学校3年間を終え、13-14歳になり、進路を決めます。それでもどこの高校に行きたいのか、何をしたいのか、と迷う生徒は沢山いるのではないでしょうか(私は何がしたいかなんて分からなかったので、とりあえず普通高に行きました)。

ドイツはと言うと、なんと、10歳という年齢で将来の進路を決めなければなりません(洲によって多少異なるようですが)。早すぎる!と私は思ってしまいますが、小学校の先生などは、小学校4年生の年齢になると、ある程度子供の将来が見えるようで、この制度に納得する人もいるようです。

 

1人の母親としてはちょっと早すぎるのでは、と思ってしまいますが、勉強がある程度できる子供にとってはこの制度は良いのかもしれません。そして4年生までの成績(1-2年生は成績がないので実際には3―4年生の成績)でその後の中学、高校、大学の進路が決まっていきます。

 

 

 

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ドイツの小学校の年齢は入学前に親が決める

小学校入学前にまずはいつ入学させるかを親が決めなければなりません。

日本では4月2日生まれからが新しい学年となりますが、ドイツでは生まれた月によって1年遅らせたり早めたりすることができます。と言うのは、基本的にドイツは夏休み後から学期が始まり(なので日本のように山のような夏休みの宿題は無いです)、基本的には10月1日生まれの子供から新しい学年になりますが、例えば9月生まれの子どもを1年遅らせて学校に行かせることも可能となります(日本で言えば3月生まれの子どもを1年遅らせて学校に入学させるということになります)。

 

入学前には就学検査(主に幼稚園の先生がドイツ語の検査、小児科医が発育状態の検査)があり、検査結果、または幼稚園の先生との相談の結果、早産などによる理由での発達の遅れが見られる場合、ドイツ語に遅れが見られる外国人の子供、等、特別な理由で1年遅らせて小学校に入学させることも可能です。

そして1年遅らせて学校に行かせることは、ドイツではマイナスではなく、むしろプラスに考えられることが多いのです。

 

 

ドイツでは、小学生から留年する可能性も? 

日本では、出席日数が足りていれば基本的には全員進級できると思いますが、ドイツではなんと小学校1年生から留年しなければいけない可能性があります。

勉強についていく事が大変な場合以外に、落ち着きがない、等の理由で留年になることもあるようです。日本では留年なんて恥ずかしくて絶対に避けたい事だと思いますが、ドイツではそこまで珍しいことでもなく、逆に、入学時と同様、無理して子供が大変な思いをするくらいなら、1年くらい遅れても、子供に合うレベルで生活させてあげる方が子供が伸び伸び幸せに育つ、とプラスに考えるのがドイツのようです。

 

 

 

実は効率が良いドイツの小学校?

小学校が4年間と言う教育制度はネガティブに感じてしまいがちですが(私が日本人だからでしょうか?)、最初に少し触れたように、ポジティブな面も勿論あります。それは、“出来る“子供達の学力を効率良く伸ばすことが可能になることです。

 

これは指導する側にもプラスになるのではないでしょうか。そして、学力レベルの差がそこまで開かないため、先生も授業を進めやすいでしょうし、子供達も授業を受けやすい環境が整うのは確かだと思います。

 

 

 

ドイツの小学校は半日だけで終わる?

ドイツの学校は半日で終わってしまいます!!!どういうこと?と思いますよね。

私は今でも“よくこれで成り立っているな“、と思いますが、本当に半日で学校は終わりです。勿論、共働きの親も沢山いますので、仕事をしている親の子供達は午後は学童のようなものがあり、そこに預かってもらいます(学校内で)。

 

私の知っている範囲ではこの学童も15:30-16:00頃まで。大体は終わる時間に親が学校まで迎えに行きます。日本ではちょっと考えられられない環境ではないでしょうか。

 

 

 

小学校卒業後の進路、中学、高校、大学

ドイツの教育システムは日本とは異なり、小学校を卒業後、大学卒業を目指す子供達(エリートの道を進みたい子供達)はギムナジウム(Gymnasium)、専門学校や専門大学に行きたい子供達(普通に就職したい子供達)はレアルシューレ(Realschule)、そして大学は行かなくても良い、という生徒はハウプトシューレ(Hauptschule)(専門職を目指す子供達の学校とも言えます)に進学します。

 

ハウプトシューレは日本で言うと中卒のような感じでしょうか。ドイツで大学入学を希望する場合、Abiturと言うテストを受けなければなりません。こちらを受ける為の学校がギムナジウムですが、レアルシューレの学生達も、後ほどAbiturを受けることは可能です。

 

日本とは大学入学の制度も違い、ドイツでは大学入学前の成績が大学入学に大きく関ってきますので、例えばギムナジウムに入れたから大学に行ける、とは限りません。日本の高校生が大学入試の為に猛勉強して入試に受かる、と言うようにはドイツではいきませんので、ドイツで大学に行きたければ、小さいときからコツコツ勉強しなければなりません。

 

 

 

ドイツの小学校の年齢は4年生まで?【まとめ】

小学4年生の子供達は、年齢的に将来自分がどの道に進みたいのか、なんて考えられる年齢ではないと思います。まだ友達が行くから僕(私)もこの学校に行きたい、のレベルではないでしょうか。

ですので、小学校卒業後、親が自分達の子供にどの道に進んで欲しいのか、が強く影響してくるところだと思います。先生が例えばギムナジウムには成績的に厳しい、と言う判断を出しても、親が絶対に行かせたい、と言って行かせるケースもあると聞きます。

 

子供がその後ついていけるのであればその選択は正しいのかもしれませんが、もしついていけない場合、または途中で成績が落ちてしまった場合はレアルシューレ、またはハウプトシューレに変更して下さい、と言われることもあります。

勿論逆もあります。小学校4年生という年齢で進路を決めなければいけない事、あなたはどう思いますか?私は個人的にはまだ早いと思いますし、親が子供の人生を決めてしまうような気がしてなりません。

 

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