大学入試のないドイツでの【大学進学率】は高い?学費はどのくらい必要?

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親の都合で・・・と思われてしまうかもしれないし、既に思われているかもしれませんが、私と私の旦那様は子供達が大学卒業するまではドイツで、と決めています。

その大きな要因は学費。そしてやりたい仕事に就くために身につく勉強をして欲しいからです。ドイツの大学費用は基本的には無料です!親には本当に有難い!(その分給料から毎月引かれる額は大きいのですが)

そして、ドイツの大学進学率は日本(約51%)より低く、約42%。入試試験があるわけではないけれど、ちゃんと勉強しなければ大学にも入れないし、卒業もできません。そして、子供達には国際人になって欲しい。

 

このような理由で、私たちはドイツで大学を出て欲しいと思っています。

 

 

 

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親にとっては大事な問題。ドイツの大学に必要な学費は?

日本にいたら、子供が産まれたらすぐにでも、学資保険に入る、または入ることを考える人が多いと思います。日本は大学に行くのにとてもお金がかかるので(アメリカも同じです)、私ももし日本にいたら、すぐに学資保険に入ると思います。

 

ドイツはと言うと、公立大学が殆どのドイツの大学の学費は原則無料(これは外国人であっても同じです。アメリカは外国人は少し高かったです)、または1学期(半年)で500€以下!洲によっても違いますし、勿論例外はありますが、日本やアメリカに比べたら確実に格安だと思います(学籍登録費は1学期200-500€。こちらは学期毎に納める必要があります)。

 

その分、給料から色々引かれるので、子供がいる人にとっては、まぁ仕方ないかな、で済むと思いますが、子供がいない人には少し不利なのではないか、と私は自分が親になって思うようになりました〔実際子供が居なかった時はいつも何でこんなに引かれるのー!と思っていました〕。

 

 

 

忘れてはいけない生活費

生活費も忘れてはいけない費用。こちらも住む町によって違いますが、基本的には日本よりはかからないと思います。まず、食料品は日本よりは圧倒的に安いと思います。

 

ヨーグルト、チーズ等の乳製品は美味しい物が安く買えますし、カフェでお茶をするのも、コーヒー1杯約3€で飲め、ビールは日本とは比べ物にならないくらい安いです(そして種類も多く、美味しい!)。

 

また、学生割引が効くことが多く、セミナーチケット(学籍登録をして購入)があれば、一定のエリアでの電車、バスは無料で乗れます。家賃はどこに住むかで変わりますが、アパートメントをシェアしたりするが一般的なので、そこでも多少の費用を抑えられます。

 

 

 

ドイツの大学入試がないのに、大学進学率がなぜそんなに高くないのか?

日本の大学は入るのは難しいけど、卒業するのは簡単。みんながみんなそうではないとは思いますが、授業に出なくても、寝ていても卒業できるのが日本の大学のイメージ。

しかしドイツは制度が全く違い(とても複雑なシステムだと個人的に思います)、大雑把に言ってしまうと、小学校からの成績で大学進学が決まってしまいます。なので、“大学入試がない!やったー!誰でも入れるー!“とは残念ながらいきません。

 

小学4年生を終えた後、次の学校に進みます。そこで大学に行きたい人はギムナジウム(大学入学資格Abiturを取るための9年制の学校、進学率は約41%)に行きます。ここでの成績が大学を決めるカギとなり、例えば医学を勉強したいけど成績が良くない場合は、何年も待たなければならなくなってしまいます(こちらはまた別のシステムなので別の機会に詳しく書きたいと思います)。

 

ギムナジウム(Gymnasium)に行かない生徒達は、専門学校や専門大学に行くレアルシューレ(Realschule)、または大学には行かなくても良い、と言う子供達はハウプトシューレ(Hauptschule)に行きます。

レアルシューレは6年制で、卒業後、専門ギムナジウムや上級専門学校に入学し、大学入学資格のAbiturを受けることも可能です。ハウプトシューレは5年制で15歳から職人として働ける教育を受けられます。ドイツでの大学進学率がそこまで高くない理由は学校制度の影響もあるのではないかと思います。

 

 

そして、この制度にはデメリットも勿論あり、日本の大学受験のように、途中で勉強に目覚め、心を入れ替えて鬼のように勉強して成績が上がったとしても、一発逆転が不可能なのも事実です。日本の大学受験に関しましては日本の子供達は“何事も遅すぎることはない“と言うチャンスを与えられていると思います。

 

 

国際人になって!

私の父(大学卒業後、1つの商社で働き続け、海外赴任も何度か経験し、最後は役員にまで登りつめた人です)は私に国際人になって欲しいと強く望んでいたようです。

その為、アメリカ留学も快く賛成してくれ(莫大なお金が掛かったにも関らず!)、ドイツに来る時も色々と協力してくれました(帰ってこないであろうことも想像できたとは思いますが)。

 

海外生活を通し、世界を見ることの楽しさを知った私は(両親には感謝仕切れません!)、私も子供たちには是非国際人になって欲しいと願っています。現在の子供達の幼稚園、友達を見ると、とてもインターナショナルです。

 

2ヶ国語で育っている子供は周りに沢山いますし、2か国語を2歳、3歳の子供が使い分けているのを見ると、ただただ、すごいなぁ、羨ましいなぁ、と思うばかりです。昨今、日本にも外国人在住の方々も増えてきているとは思いますが、日本にいたら今のような環境で育つことは不可能に近いです。

 

言葉、肌の色、考え方、生活習慣、全く違う環境で育っている友達が回りにいるなんて本当に素敵だと私は思います。

 

 

 

子供たちの将来的な選択

そして、ドイツにいたら、3カ国語は普通に話せる人が多いです。

まず、隣の国に数時間で行けるのはとても魅力的です。私の住んでいる町からは、ドイツの首都やその他大きな街に行くより、フランス、ベルギー、オランダの方が近く、車で数時間走れば着いてしまいます。

 

これもとても魅力的。そして、ドイツのパスポートを持っている子供達は、大きくなった時、EU圏内でしたら特にビザを取る必要もなく住むことができます。寒い冬が嫌いなら、スペインやイタリアに行けますし、ワインやチーズが好きならフランス、ビールが好きならベルギーなんて選べたりするのは夢のような人生だと私は思います。

 

 

 

大学入試のないドイツでの大学進学率は高い?【まとめ】

私たち親が日本には帰らない!とは言っていますが、勿論、途中で子供たちが日本や英語圏に短期留学したいと言ったら喜んで行かせますし、むしろ行って欲しいと思っています。

 

でもそれはあくまで短期留学であり、やはり費用、学校制度を含めドイツで大学に行き、卒業して欲しいと思っています。日本に住みたかった、と言われるかもしれない、でもいつかきっと子供達もドイツで大学を卒業して良かった、と思ってくれることを信じ、祈っています。

 

でもその前に、学校に行き始めたら、ちゃんと勉強して、ギムナジウムに行き、大学に進学する42%の子供達の中に入ってもらえる様に頑張ってもらわないといけませんが(笑)。

 

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