中学高校受験の【塾の特待生制度】のメリット・デメリットをご紹介

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中学受験・高校受験が近づくと、塾の回数が増え、受講料の額が急激に上がることがあります。

成績上位で有名進学高校を目指せる人ほど、授業数が増える傾向にあるので、受験期は賢い子ほどお金がかかるという現実を突きつけられるようです。

少子化の昨今、塾は生き残りのためにも成績上位の優秀な生徒を求め「当塾出身者○○高校入学者数1位」などという実績が欲しいわけですね。

そのため、小さいころから優秀そうな子どもの囲い入れをします。そのためのひとつの手段が、特待生制度です。

 

 

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塾の特待生制度とは?成績ターゲットは?選ばれるためには?

上記でご紹介したように、塾の特待生制度の主たる目的は、優秀な生徒に入塾してもらい、入試実績を上げることです。教育に携わるとはいえ、ボランティア団体ではないので「実績を上げて人気がある」評判を広げ、利益を上げることは当然の経済活動でしょう。

 

そのため、積極的営業活動として、優秀な生徒を塾に迎え入れるため、特待生制度をうたいます。無料公開模試や入塾テスト、無料授業体験など、入り口は無制限ですが、その中から、特に優秀とみられる子どもの家庭に対して授業料無料や割引を提示し、入塾をうながすのです。

 

これは、有名な塾の優秀な生徒用のコースはお金がかかるという前提を知っている保護者にとってこの無料特待生という誘いは大きな魅力になるでしょう。

 

もともと、これらのコースの費用は、かなり経済的に余裕のある家庭でないと準備できない額であることも多いです。また、子どもが複数ともなると、すべての子どもに平等にこの費用を準備ずるのは難しいので、入塾テストなどを受けるのも友だちに誘われての冷やかしという感覚であることが多いです。

 

そこへ、無料なのでどうぞとの提示があれば、もともと優秀な成績を上げるような子どもは興味津々で勉強することを地獄の沙汰とは思っていませんから、子どもも喜んで入塾を決めることが多いです。

 

一般に、公開テストや入塾テストで優秀と認められるのは、偏差値で65以上程度で、科目ごとに上下があっても、英数国のなかにひとつでも可能性のある数字が見られれば、声をかけられることが多いです。

 

もちろん、偏差値は全体の受験生の程度によって変わるものなので、一概に数値を提示できるものではありませんが、プロの先生から見て、伸びしろは把握しやすいので、選抜されれば、それなりの能力があると言えるでしょう。

 

ただし、この先、塾の指導・要求に合った努力をすれば伸びる子ですよということなので、うまく指導に沿って楽しむことをしなければ、途中で脱落することも考えられます。

 

子どもを含め家庭の志向を考えず、無料ということだけで参加を決めた場合、成績低下で無料枠をはずされた場合、塾の継続が難しくなる家庭もあるでしょうから、入塾の前に、約束事を確認しておく必要があります。

 

 

中学受験に向けての塾の特待生制度のメリット・デメリット:ずっと無料?

一般に小学生の授業内容は、基礎学力を養成する範囲のものです。特に低学年の場合、話を聞く習慣を年齢なりに持っている子どもであれば、テストでも平均的な点数以上はとれます。

 

小学校の間は80点以上は当たり前という子も多いでしょう。これが、中学校の定期テストで得点が下がったときに親が驚き嘆く原因になっているのですね。

 

つまり、小学生の間の成績はこの先どうなるかわからないので、小学生の早い時期に特待生で無料や割引の特典を手に入れても、その後の興味の移り変わりや、友だち関係など諸々起こりうる刺激によって勉強しにくくなって点数が下がると、中学受験に近づく前に、特待生の枠からはずれることもありうるでしょう。

 

勉強に楽しみを見いだせる子は、点数の上下を楽しめます。中学受験を目指す優秀な仲間と切磋琢磨することも当然の生活として「イヤ」ではあっても投げ出すようなことは少ないです。小学校の同じクラスの友だちと別に、勉強で競争したり協力したりできる友だちのいる塾に通えることは、精神的にも強くなれるでしょう。

 

小学生だからと言って子どもあつかいしないで「特待生」になれるということははよく勉強する子と認められたということだから、自信をもって、また感謝して努力していこうという点をよく説明したうえで、参加させるとよいでしょう。ただし、押し付けや重荷ににならないように配慮した会話をしてくださいね。

 

 

高校受験に向けての塾の特待生制度のメリット・デメリットとは

特待生で数年を過ごしてきて、優秀にゴールを迎えようとしている受験生であれば、ずいぶん努力をしてきたことだろうと頭が下がります。「ずっと無料?」の心配も無事クリアされてきたのですね。

 

特待生は、別枠で追加補習を受けられるように準備されていたり、先生から助力を申し出られたりすることもあるようですから、先生方のおかげで助けられたことも多いでしょう。

 

特待生の本分をわきまえて勉強に取り組みつつ、部活やおけいこ事にも頑張ってうまく時間を使ってきたのですね。

 

高校受験は、公立私立何度かの受験チャンスがあります。私立高校の授業料も無償化軽減されるようになり、交通費や塾代を考慮すると、公立だけが安いとは言いにくいこの頃ですが、それでも、公立高校を志望する家庭が多いです。

 

特待生の場合、教育産業として、塾の実績を上げるという根本的な目標があります。つまり、高校受験において、上位高校の合格者数を上げる必要があります。そのため、公立高校が第一志望で合格確実と言われている子でも、第一線の私立高校を受験することをすすめられることが多いでしょう。

 

入試当日の体調や突発事故と考慮して併願高校を持つことは特別なことではないので、併願は基本的におすすめしたいですが、公立一本で受験するという意向は通しにくくなるようです。とらえ方によっては広告塔になったみられがちなので苦しいところですが、気にせず、頑張ってきた分自信をもって受験に徹したらよいでしょう。

 

 

中学高校受験の塾の特待生制度のメリット・デメリットをご紹介【まとめ】

塾の特待生制度は、優秀な生徒を育てたいという塾の希望とも言えるでしょう。けれども、実際には、優秀な生徒を囲い込んで、進学実績を上げるという目的があることは否めません。

 

特待生に与えられる特権、つまり無料や割引等は、優秀であることが前提となっていることが多いので、入塾にあたり、成績低下や伸び悩みの折には無料や割引がなくなるのか、つまり「ずっと無料?」問題ははっきりと確認しておく必要があります。

 

子どもにお金の心配ごとについては子どもに伝えるものではないと考えるおとなが多いですが、特待生にでもなろうという優秀な子どもさんなのですから、特待生である意味とあるべき姿を説明して、期待にこたえられるように勉強していこうと自覚をうながしてはいかがでしょうか。

 

賢い子どもさんですから、その期待の重さも、頑張る糧にしていかれることでしょう。

 

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