塾を【辞める理由】はどんなときになんのため?子どもの本音と親のたてまえ

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生徒が塾をやめると言い出すとき、いろいろな理由を告げます。例えば、子どもは、部活が忙しくて授業時間の予定が合わないから、勉強する気がなくて無駄だからやめろと言われたと言うことが多いです。

保護者からの電話でよく聞くのは、当たりさわりのない子どものスケジュールの事情が多いです。

けれども、実際には、成績向上を目指しこんなにお金をかけているのに、成績が上がらないような塾に通わせるのは無駄なのでほかのところに行かせたいという事情があるようです。

 

 

 

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塾を辞める:ほんとうの退会理由の例

家庭から塾に伝える退会理由の多くは部活で忙しいから時間的に無理になったというものです。続けたいのだけれども、時間的に合わないから残念だけれども中断したいという表現が、伝える側の親御さんにとっては言いやす物なのでしょう。

 

けれども、実際には、勉強は続ける必要があり、友達の誘いに乗っている場合もあるので、その生徒はつぎに通う塾に目星をつけている場合が多いです。中には、つぎの塾の体験に行き、入塾の手続きも終えていることもあります。

 

それでは、実際塾の退会理由はどんなものがあるのでしょうか。分類して例をあげてみましょう

 

塾を辞める理由の例:費用対価の効果が上がらない

これは、親御さんが、子どもに突きつける言葉です。勉強しないならやめてしまえというものですね。売り言葉に買い言葉で「やめてしまえ」「やめてやる」と続きます。

 

反抗期真っただ中の年齢ですから、退塾の理由を聞いてもその生徒は「親がやめろと言った」と投げやりに答えます。決して目を合わせようとしない様子から、家でひと悶着あったんだなとわかります。

 

その結果、上記のような社交辞令の退会理由を伝える家庭もあれば、中には、子どもに突きつけた言葉以上にあらあらしく「大金払って通わせていても成績を上げてもらえないので、お金を捨てるようなものだ」と発言される場合もあり、この親の元で育つ子どもの教育・しつけってどうなんだろうと悩んでしまいます。

 

塾を辞める理由の例:より一層の成績向上のため

やっと成績が上がってきた生徒の保護者から、子どもがもっと勉強したいと言っているからや、上級の塾や個別指導を受けられるところ・家庭教師にかわりたいと言っているからと塾をやめますと電話がかかることがあります。

 

塾としては、便宜をはかってまでもやっとここまで育てた生徒という気持ちあるので、それならば、うちで個別の指導を受けませんかと勧めます。

あらたな塾で新しい師弟関係を構築するのには2ケ月から3カ月の時間が必要なので、慣れた先生の個別指導を受けるコースに変わって継続するのも無駄なお試し期間を経なくてよい分、効率的でしょう。

 

塾を辞める理由の例:人間関係・友人関係・カップル

先に申し上げると、この理由はたいへん多いです。一番多いと言っても過言ではありません。

 

思春期の子どもは、自分たちの中に子ども社会がっしっかりとあって、人間関係にもピラミッドができ上がっていたりします。たいへんなストレスを持つ子もいるのですね。学校に比べ小さいとはいえ、小さい文密な人間関係が生まれる塾でも、小さな気持ちの行き違いで誰かがやめていくということも多々あります。

 

ある塾の先生が「カップルができたら覚悟する、必ずと言ってもいいほどどちらかがやめていく。何が目的で塾に来ているのか」と嘆いているのを聞きました。これも、思春期の子どもにありがちなことでしょう。クラス分けのある大手の塾では、人間関係の調停はクラス替え曜日替えで解決できることもあるでしょう。

 

この場合、親には事実に理由を伝えないで「塾の教え方に不満がある、成績が上がっている子に一緒の塾に行こうと誘われた」などと言っている場合が多いです。

 

塾に通う目的が、勉強を進め理解を深めることを第一にしていない子どもに何を言って退塾を止めても効果を望めないので、多くの塾では「そうですか、残念ですが、どこかで勉強を続けられるといいですね」と送り出すことでしょう。引き留めるに値しないのですね。

 

けれども、塾の教師の本音を言うと、何を差しおいても、ここで勉強したいと思わせられなかったことを恥じます。また、人間ができてない自分をさらけ出して言うならば、言われ放題に文句をあびせられて涙が出たり、子どものウソの理由をうのみにしている親に対し「ごまかされてますよ」とダメな大人に腹立たしく感じることもあります。

 

 

 

退塾希望:立場別対処法

塾に届く子どもが塾をやめたがっているという知らせには、選択肢が家庭にある以上、なんとすることもできません。けれども、できれば、子どもにとって前向きな選択であってほしいので、望ましい対処をするべきです。誰かの勝手な主張であってはいけないのです。

 

子どもが塾をやめるという場合

<親から子どもへの配慮>

親御さんは、子どもさんの「やめたい発言」が先にあげたような「売り言葉に買い言葉」での発言でないか反省してみてください。とくに、人間関係で何か困っていないかに気を配ることが大切です。塾に通うかどうか以前の問題が隠れている場合があります。

 

保護者から退塾希望の申し出があった場合>

<塾から保護者への本音と提案>

塾の先生は、おそらく入塾してきたときの様子、最初の保護者面談のときに、退塾しやすい家庭であるかどうか予測できることと思います。予想通りだなというときには「わかりました(どうぞやめてください)」で終わることも多いでしょう。

 

子どもになやみごとがあって、先生に親との仲介を求めてくる場合もあります。親とけんかしてでもと意気込むことがあるでしょうけれども、少々でも語勢を上げた時点で退塾決定となりますから、むずかしいですね。

 

できるかぎり子どもの発言を伝える一方でおとなの意見もよくわかりますと調停するしかありません。

 

子どもが塾をやめたがっていない場合は、次の1学期間であるとか、もう3カ月であるとか期限を切って様子を見てやってくださいと伝えると、子どもも意地を張って頑張りますし、親の立場も守れるでしょう。

 

 

 

 

塾を辞める理由はどんなときになんのため?【まとめ】

塾をやめるやめないは、各家庭に決定権があります。義務教育の学校と違って、塾を変わることはその塾に行かなければすむことで、簡単なことです。

 

けれども、子どもの意見を認めず親の「好み」による権限で、塾通わせる・やめさせるを決めると、子どもが自分で決めるという習慣を失くさせることにつながります。とくに、年齢が低い時期に、3カ月もたたずにおけいこをやめるという経験をすると、塾であれおけいこであれ、やめ癖が付くことが多いです。

 

塾に対しての不安や指導法の希望は、塾に伝えて、子どもに対してぶつけないことが大切です。今の子は忙しいので「自分はやめたくはないけれども、時間ができるのはうれしいので、やめろと言うならすぐにでもやめますよ」「その代わり成績が下がっても自分のせいではないからね。やめさせたお母さんのせいだからね」と思うに違いありません。自分で選択させることが一番です。

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