高齢出産では【帝王切開】が多い?希望してできるものなの?

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今では珍しくなくなった帝王切開での出産。一説には、5人に1人の割合で帝王切開での出産をしているとも言われています。特に高齢出産では難産になることが多く、分娩中に急遽手術が必要になる、緊急帝王切開での出産も多いようです。40歳以上では、割合で言うと実に3割の人が緊急帝王切開での出産、とのデータもあります。

 

 

私も39歳で出産をしましたが、当初の希望である普通分娩から、難産のため緊急帝王切開へと変更になりました。また、ひとりめを帝王切開で出産したため、ふたりめの出産には通常よりも注意する点があると言われました。そんな私の出産・産後の経験を含め、高齢出産と帝王切開との関係について見ていきましょう

 

 

 

 

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帝王切開には2種類ある

✳︎予定帝王切開

予定帝王切開とは、その名の通り、あらかじめ日時を決めて帝王切開で出産することです。予定帝王切開になる例としては

・お腹の子どもが逆子である
・多胎妊娠(双子など)
・前置胎盤(胎盤が子宮口を塞いでしまい出られない)
・母体側に心臓病などの慢性疾患がある場合
・前回の出産が帝王切開である

などがあげられます。

 

 

ケースバイケースなのですが、普通分娩と帝王切開での出産の、どちらがよりリスクが少ないかを医師が判断して決めます。あくまで医師からの提案で決まるものであり、いくらこちらが「予定帝王切開で出産したい」と希望しても、普通分娩でのリスクがない場合は予定帝王切開にはなりません。

 

おそらくですが、健康保険の適用の問題があるため、リスクがない場合は帝王切開を希望しても受け入れてもらえないのだと思います。

 

妊娠は病気ではないため、原則として保険は適用されません。しかし帝王切開になると一部が保険適用になるため、手術や投薬、検査などのについては、費用負担の割合は10割ではなく3割で済みます。

 

また、高額療養費制度を使えば、さらに費用が押さえられる場合もあります。しかしその残りの費用は、健康保険組合に負担してもらうことになるため、希望があったとしても誰にでも帝王切開を適用するわけにはいかないのでしょう。

 

 

✳︎緊急帝王切開

こちらは、予定では普通分娩だったのだけれども、なんらかのトラブルで急遽、帝王切開になる場合です。緊急帝王切開になる例としては

・陣痛中にお腹の子どもの心拍異常がある
・お腹の子どもが引っかかったりなどうまくでてこられない
・お産が進まない
・予定帝王切開にしていたが、手術日より前に陣痛がきてしまった

などがあげられます。



私は39歳で高齢出産でしたし、更にひとりめ(初産)だということもあり、お産の進みが悪く緊急帝王切開になったのです。緊急帝王切開の提案があったのは、入院してから36時間が経った頃で、私の体力の消耗が激しかったためです。

 

陣痛の痛みと睡眠不足とで、意識が朦朧としていたところでしたので、「よろしくお願いします。」と即答したのを覚えています。夫も、母体とお腹の子どもにベストな方法であるならお願いしたい、とすぐに同意してくれました。

 

 

 

 

高齢出産での帝王切開はなぜ多い

冒頭でも述べたように、40歳以上の妊婦さんでは帝王切開の割合が3割と、通常よりも高くなっています。これは先ほどの私の例のように、高齢出産になると、難産になりお産の進みが悪いことが関係しているのだと思います。



帝王切開は比較的安心な手術ではありますが、あくまで手術ですのでリスクもあります。しかし、母子の体調の変化やなんらかのトラブルがあった場合、手術のリスクの方が低いと判断されれば、帝王切開になります。

 

 

 

普通分娩とは産後の回復に違いはある?

一般的に帝王切開での出産の方が、1〜2日入院が長くなる傾向にあるようです。また、帝王切開の場合は普通分娩に比べて、子宮が妊娠前の状態に戻るまでに時間がかかることが多いようです。ちなみに私の場合ですが、手術後の流れは次のようになっていました。

・術後、当日は麻酔が効いているため、終日ベッドで過ごし、絶食で点滴のみ。

・翌日から歩行訓練を開始しました。これは帝王切開でのリスクの一つ、血栓を予防するためにも大切なようですが、なかなか体が思うように動かず苦労しました。

・入院期間は、通常の出産よりも1日長く、トータル8日でした。

・産後の回復については帝王切開しか経験していないので比較はできませんが、産後の一ヶ月検診でも特に問題はありませんでした。

 

 

 

 

帝王切開での出産後、次の妊娠・出産で気をつけることは?

私が医師から言われたのは「ふたりめを考えているなら、1年はあけるように。」ということでした。なぜ1年なのかを調べてみたところ、帝王切開で縫合した部分が、お腹が大きくなる時や分娩の時にひらいてしまう可能性があるからだそうです。

 

さらに、子宮破裂のリスクが高まり、早産の危険もあるそうですので、1年は子宮回復の期間と考えるのが良さそうです。



また、ひとりめを帝王切開で出産した場合、通常はふたりめも帝王切開での出産になります。絶対に自然分娩ができないというわけではないのですが、縫合部分が陣痛などに耐える力が弱いため、あえてリスクをとるよりは帝王切開での出産を選ぶ医師が多いのだと思います。

 

 

 

 

高齢出産では帝王切開が多い?【まとめ】

帝王切開での出産が増えてきたとはいえ、未だに「自然に分娩した方が愛情が持てる。」ということを言われることがあります。実際にそうかは別として、日本では一部でそのような意見があるのは事実です。予定帝王切開で出産したけれど、周りから責められて産後鬱になってしまったというママもいました。



そもそも普通分娩か帝王切開かに関わらず、出産は命がけです。そして可愛い我が子に会えるのは、どちらの出産方法でも変わりません。周りの意見や、自分の希望はそれぞれあると思います。ですが、出産方法だけにとらわれるより、母子ともに無事に乗り越えられる選択をすることが一番大切なのではないでしょうか。

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