赤ちゃんが生まれると、自分の両親はもちろん、親戚にもLINEやメール、はたまた電話、ハガキなどで報告をすると思います。
お祝いも送ってもらって、内祝いもして・・・そして一息ついた頃にもう1ヶ月!
早くもお宮参りです。
でも、お宮参りの参加者ってどこまで呼ぶの?と疑問になる人も多いと思います。
赤ちゃんの祖父母(パパママの両親)は呼ぶのが普通?パパママの兄弟は?もちろんこれに正解はありませんが、大人数でお宮参りをする場合と少人数でお宮参りをする場合、メリットとデメリットを考えてみます。
お宮参りの参加者データについて
お宮参りにどこまで参加したかについて、アンケートが行われています。
その結果、パパママの母親を呼んだ人が6割前後、パパママの父親を呼んだ人が5割前後、パパママの兄弟やその他は5%前後、という結果でした(2011年3月実施、https://feature.cozre.jp/73362)。
ちなみにこの中でどれくらい重複して呼んでいるかはわかりませんでした。
核家族が多いことを考えると、パパママの両親は呼んだり呼ばなかったりで5割程度という数字に納得しました。
ここには、里帰り出産をして1ヶ月を実家で過ごし、そのまま一緒にお宮参りをするというケースも含まれているわけです。
実家に帰っているのに両親をお宮参りに誘わないのもおかしいですもんね。
そうすると、里帰りしなかった人たちの中で両親を呼んだ人の割合となるともっと低いと考えられます。
では、祖父母(パパママの両親)やパパママの兄弟を含めて大人数でお宮参りを行ったとき、逆にパパママだけの少人数でお宮参りを行ったとき、それぞれどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
お宮参りの参加者は?大人数で行うメリットとは?
・改めてお披露目の場を設けなくて済む
・パパママがあまりお金を使わなくて済む(かも)
・荷物が多くなっても誰かが持ってくれる
パパママもその両親同士も兄弟も気が合いそうでわいわいするのが好きなら、呼んでいいと思います。
お宮参りの本丸である社殿での祈祷や写真撮影では、ばあばが張り切って抱っこをしてくれると思います。
もちろん他の人にも抱っこされるでしょうし、パパママの兄弟に出産経験のある人がいれば、赤ちゃんに気を配ってくれたりもすることでしょう。
また現実的には、赤ちゃんをお披露目する場を求められている場合、それを別の機会に設ける手間がなくなります。
もっと現実的には、気前の良い親族の場合は、パパママにはお金を出させず、初穂料とか食事代、写真撮影代などを出してもらえてラッキー、というパターンもあるかもしれません。
当日の荷物も、誰か1人くらいは気の利く人が持ってくれそうです。
当日はパパママの荷物、赤ちゃんの荷物、そして神社からいただくものもあります。
誰か1人でいいから何か持ってほしい、という時に人数がいると助かります。
お宮参りの参加者は?大人数で行うデメリットとは?
・意見がまとまらない ・パパママに精神的な負担と金銭的な負担がかかる ・赤ちゃんにも負担 ・今はコロナが心配!
大人数でのお宮参りにはデメリットもたくさんあります。(個人的にはデメリットの方が大きいような気がします。)
まず、待ち合わせが大変。移動中にみんな付いてきているか気にしなくてはなりません。
こういう時はパパが引率として、最後尾まで目配りをするようにしましょう。
そして、意見がまとまらないこともありそうです。
誰が抱っこする、誰が社殿に入る、食事の時の席・・・。特に祖父母を呼ぶと、経験者だからとか、地元の風習だからということで意見を出すことがあります。
予めパパママで決めたことに従ってもらえるなら、この点はクリアできます。
意見がまとまらないと空気が悪くなりますし、時間がかかれば赤ちゃんに負担にしかなりません。
こういった意味で、パパママに精神的な負担がかかりそうです。
こんな時にきっちりイニシアチブを取るパパであれば、何の問題もありません。
「大人数の時のキーパーソンはずばりパパ!」と言っても過言ではないと思います。
特に祖母のどちらが抱っこをするかは大きな問題ですので、予め風習や意見を確認した上で決めましょう。
こうした精神的な負担だけでなく、金銭的な負担もかかりそうです。
呼んでもらったんだから出してもらって当たり前、という人ばかりだと、1日のお宮参りで莫大な出費になってしまいます。
そして赤ちゃんも、たくさんの人に抱っこされるのは負担です。
赤ちゃんと触れ合ったことのない人に抱かせるのも危険ですし、せっかく寝ている赤ちゃんをつんつんして泣かせる人も実際にいます。
何より今はコロナも心配です。
やたらと触る人やノーマスクを貫く人、ほっぺにチューをしてしまう人もいるかも・・・。
赤ちゃんの祖父母(パパママの両親)は高齢者であることも多いので、万が一のことがあっては大変です。
お宮参りの参加者は?少人数で行うメリットとは?
少人数で行うメリットは、まず機動力が高いこと!パパママ赤ちゃんの3人で、スムーズに動けます。
急な予定変更も可能なので、神社に行く前にちょっとお金を下ろしたいんだけど!とか、食事を早めに切り上げてもいいかな?とかが可能です。
そしてもちろん、気を使わずに済むこと!気を使う相手がいないので、当然のことですね。
お宮参りの参加者は?少人数で行うデメリットとは?
少人数で行うのにもやはりデメリットがあります。
まず、「さみしい」。気持ちの問題ですが、神社へ行って他のお宮参りの家族を見かけては、「あの家族は総出で来てるのに・・・」という気持ちが募ってしまいそうです。
六曜の良い日だったり大きな神社だったりするとお宮参りではないにせよ大人数の家族連れも見かけたりするので、ちょっとしんみりしてしまうかもしれません。
そして、当然ながら必要なお金は全部自分たちでの負担になります。
気前の良い両親がいたら、「うまいもの食えよ!」とお金を振り込んでくれることもあるかもしれませんが・・・。最後に、荷物持ちの手もパパママしかいないという点です。
買い物に行くわけではないので、まさか荷物がそんなに増えるとは思ってもみませんが、ありがたいことに神社からいただけるものはたくさんあるのです。
我が家はベビーカーで行ったので、ベビーカーの荷物入れがとても頼りになりました(笑)。
お宮参りの参加者は?【まとめ】
大人数でお宮参りに行く場合と少人数で行く場合、いかがでしたか?
人数の話をメインにしてしまいましたが、パパママの兄弟を呼ぶメリットは、出産・育児経験者ならば手を貸してもらえること、祖父母を呼ぶメリットは社殿で抱っこをしてもらえること、だと思います。
私の私情から、大人数で行くことのデメリットがかなり多くなってしまいましたが、多くのママさんに共感していただけるのではないかと考えています。
親戚が集まるので嫌なことゼロというわけにはいきませんが、赤ちゃんが生後1ヶ月ならママは産後1ヶ月。
ガルガルしていても何の不思議もありません。
もし大人数を呼ぶ時は、パパのイニシアチブを確認してからの方がよいでしょう。