妊婦はデカビタ飲んでも大丈夫?一日に飲んでも大丈夫なカフェイン量とは
デカビタは身体に良いイメージで、栄養補給したいときなどに飲みたくなりますよね。
デカビタは栄養ドリンクのようにも思えるけれど、妊婦はデカビタを飲んでも大丈夫なのでしょうか。
カフェインも入っているため妊婦が飲んでも大丈夫なのか気になりますよね。

つわりがひどい時期だったり妊娠したら炭酸が飲みたくなったりする妊婦もいるでしょう。
妊婦はデカビタを飲んでも大丈夫なのか、また妊婦が摂取しても良い一日のカフェイン量について紹介します。
Contents
妊婦はデカビタ飲んでも良い?
妊婦はデカビタを飲んでも大丈夫です。
デカビタとは一日に必要なマルチビタミンやロイヤルゼリーを含んでいるのが特徴で、栄養ドリンクではなく炭酸飲料です。
デカビタを飲むことでビタミンを手軽に摂取でき栄養分の補給や、疲労回復の効果を期待できます。
またカフェインが含まれているため、仕事中や勉強中などの眠気覚ましとしても効果的です。
頭がもやもやしている時や集中力をアップさせたいときに飲むこともおすすめですが、飲みすぎには注意が必要です。
デカビタを飲みすぎることでカフェイン中毒、肌荒れ、糖尿病の危険性といった悪い効果があります。
デカビタを飲むのは1日1本にしましょう。
デカビタを飲むことでの注意点
デカビタにはカフェインや多くの砂糖が含まれているため飲みすぎには注意が必要です。
糖分を過剰摂取することで妊娠糖尿病を発症することがあり妊娠糖尿病は新生児低血糖、新生児高ビリルビン血症、呼吸窮迫症候群、低カルシウム血症を合併してしまう可能性があります。
妊娠糖尿病を発症してしまうと胎児が巨大児になってしまったり、妊婦が産後糖尿病になるリスクが3倍になったりしてしまうと言われています。
デカビタ(210ml)中には28.35gの砂糖が含まれています。
世界保健機関(WHO)が提唱する1日の砂糖の量は25gまでで、これに当てはめるとWHOが提唱する砂糖の量を超えてしまうことになります。
例えばショートケーキ(100g)に砂糖がおおよそ32g、あんぱん(80g)に26g、大福(70g)に12g、シュークリーム(70g)に9.2g程度です。
日本人の一日の砂糖摂取量の平均は69gで、日本人はWHOが提唱する砂糖の量より一般的に多く砂糖を摂取していることがわかります。
デカビタ以外でも糖分は摂取するため一日にデカビタを2本飲むと砂糖の取りすぎになってしまいます。
妊婦の一日に飲んでも良いカフェイン量は?
妊婦は1日に摂取するカフェイン量を注意する必要があります。
世界保健機関(WHO)では妊娠中は1日に最大300mg/日、英国食品基準庁(FSA)では200mg/日、カナダ保険省(HC)では300mg/日と提唱されています。
日本ではカフェイン量の制限は明確にありませんが、コーヒーや紅茶は1日に1∼2杯までとする産婦人科医は多いです。
コーヒー2杯はカフェイン量、約180mgになります。
カフェインが与える妊婦、胎児への影響
妊婦がカフェインを約1000mg摂取することによって、お腹の張りや早産・流産のリスクを高める、胎児に運ばれる血液や栄養が減り低体重になってしまう、低酸素の原因になると言われています。
妊婦の身体はカフェインの分解、排出などの機能が低下しているため身体にカフェインが蓄積されやすくなっています。
約1000mgという量は、コーヒー1杯分のカフェイン量は約100mgのため1日10杯飲んだら影響があることになります。
デカビタには100mlあたり16gのカフェインが含まれています。
1000mgは数字で見るとかなり多くのカフェインであるためデカビタのカフェイン量は少しに思えるかもしれませんが、カフェインは緑茶やチョコレートなど様々なものに含まれているため、デカビタは1日1本が望ましいです。
また妊婦自身よりも胎児への影響が大きいため、1日のカフェイン摂取量は注意しましょう。
オロナミンcは飲んでもいいの?
オロナミンcもデカビタと同様炭酸飲料であるため、妊婦が飲んでも大丈夫です。
・オロナミンc 1本120ml、カフェイン18mg、糖類19g、100mlあたりの糖類15.8g
・デカビタ 100mlあたり、カフェイン16mg、糖類13.5g
オロナミンcの方がカフェイン量、糖類が多く含まれていることがわかります。
オロナミンcとデカビタは似ていますがオロナミンcには蜂蜜が使用されており、ビタミンCが220mgと多く含まれているのが特徴です。
オロナミンcもカフェインや糖類が含まれているため1日1本にすることがおすすめです。
またオロナミンcで陣痛が来るというジンクスがあります。
医学的な根拠は証明されていませんが、偶然にオロナミンcを飲んで陣痛が来たという人が多くいます。
根拠はないですが手軽に試すことができるジンクスのため、出産が待ち遠しい人は試してもいいかもしれません。
妊婦はデカビタを飲んでも大丈夫?【まとめ】
妊婦はデカビタやオロナミンcを飲んでも大丈夫でした。
しかしデカビタにはカフェインや糖類が多く含まれており、カフェインや糖類の過剰な摂取は妊娠糖尿病のリスクや胎児に大きな影響があるとわかりました。
またオロナミンcはデカビタよりも100mlあたりのカフェインや糖類が多く含まれています。
デカビタよりも少量で飲みやすいですが飲みすぎには注意する必要があります。
1日1本を目安としてデカビタやオロナミンcを飲みましょう。