不登校は【勉強がわからない】せい?不登校のメカニズムと親にできること

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中学校になってから急に子どもが不登校になったら、お母さんとしては「勉強が分からなくなったせい?」とか、「いじめられてるんじゃないの?」と心配になって学校の先生に相談しますよね。

 

 

でも学校の先生からは「勉強は問題ありません」とか、「いじめの実態はありません」と言われたり、子どもに問いただしてもいじめられないけど「何となく行きにくい」、「わからないけど何となく行くのが嫌」とだけ言われたり…。

そう言われると、ますますどうすればいいか不安になりますよね。

何をしてあげたらいいのかわからないことで、「このままずっと不登校だったら受験はどうなるの?」、「周りについていけなくて社会からもおいていかれてしまうんじゃないの?」と心配になりますよね。

 

この記事では、不登校の子どもに起きているしんどさと、周りに追いつかせるために親がしてしまう失敗、これから親ができることをお伝えしていきます。

 

 

 

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不登校は勉強がわからないせい?子どもがしんどいのは「学校」というシステム

今は社会から多様性とか、個性が求められる時代になっていますよね。昔のように人から言われたことができるだけではもうダメ。自分の力で考え、自分にしかできないことを見つけるように求められています。

 

小学校はまだ個性が守られやすく、あまり集団になじめない子がいても、1年生の小さいときからずっと一緒なのでまだ周りも理解してくれやすいです。

しかし、中学校になると他校からの子どもも増え、しかも年齢的に自分のことで精いっぱいになるので周囲からの理解は減ってしまいます。

 

クラスの人数も増える上に授業別に先生が変わるので、先生たちのなかでも子どもの個性に合わせて進めていくというのが難しい。それで校則とかルールを作ってトップダウン式な関わり方をせざるを得ないんです。

 

小学校の時は集団生活に問題がなかった子でも、中学校では友達関係でも気を使い、授業でも先生が違うたびに気を使わないといけないと子ども自身も自覚がない状態でいろんなところにアンテナを張ってストレスを感じている状態になっています。

 

特に繊細な子は一気に疲れがたまってしまい、学校に足が向かないということが起きてしまうんです。なので勉強も問題なく、いじめられているわけではない子でも不登校になるのは、今の日本の学校システムの問題があるからなんですね。

子どもが悪いわけでも、親が悪いわけでも、学校の先生が悪いわけでもないんです。

 

 

 

 

“何としてでも学校に行かせたい”と思って親がやってしまう失敗

社会からは「不登校=ダメなもの」と見られがちですよね。中には学校の先生までもがそうやって見ていることもあるため、なかなか理解してもらえません。

そんな中、自分の子どもが不登校になっていると思うと、お母さんもしんどくなるので、なんとか学校に行かせようと思ってしまいます。

 

実際に筆者が児童福祉司として関わっていたお母さん達の方の中にも「子どもを学校に行かせるためにゲームをとりあげました」とか、「学校に行かないならあなたのご飯はつくらないと言いました」とか、「学校に行かないと将来働けなくなってもっとしんどいんだから、よくわからない理由を言うな!」と怒鳴ったりした経験をした方が非常に多かったです。

 

でもそれをしていい方向に向かった人は0です。

多くの場合は親とも会話をしようとしなくなり、ますます外に出ない。親に反抗して家庭内で暴れたり、女の子の場合はリストカットなどの自傷行為をしてしまったりとますます子どもも親もしんどくなるという悪循環におちいってしまいます。

反抗的なことを言ったり、ずっと引きこもるつもりだと例え子どもが言ったりしていたとしても、子どもたちも決して不登校のままでいいと思っている訳ではないのです。子どもたちも一生懸命考えているんだと信じてあげてくださいね。

 

 

不登校解決のために親ができること

1.お母さん1人でがんばらない

不登校の解決に必要なことの1つ目は、お母さんが1人でがんばらないことです。解決したくていろんなことを調べ、いろんなところに相談に行ったりしているお母さんは特に多いと思います。

そうやって頑張るお母さんほど、お父さんが悠長にしている姿や子どもがずっと家にいて何もしない姿を見ると腹が立ってきてしまいます。子どものことをすごく大切に愛情をもって育ててきたからこそ、そういう気持ちになるのも当然です。

 

でもここで大事なのはお母さんが自分で自分の楽しみを見つけること。子どもに向いてしまっているベクトルを自分の楽しみのために少しずらして、お母さんが家族として何を一番大事にしたいのかをもう一度考えてもらえたらと思います。

 

2.子ども自身の力を信じましょう

そして2つ目は、こうやって大切に育ててきた子どもの力を信じてあげること。

無理にでも学校に行かせようと、あれこれ言ったりやったりしまうと、子どもはいつまでも“親は自分のことを信じてくれない”と思い、自尊心が下がってしまいます。

 

受験や将来などと子どもが想像しにくいことを言って不安にさせすぎると、成人を過ぎても社会復帰しにくくなってしまいます。

とくに思春期を迎えている子どもにトップダウン式にかかわるのではなく、マラソン選手の隣で走るコーチのように子ども自身の力を信じて励ましてあげましょう。

 

 

 

不登校は勉強がわからないせい?【まとめ】

周りについていけないことが不安、高校受験はどうするの?など心配になり、子どもが何を考えているのかわからない状態では、不登校になっている子どもをついせめてしまう気持ちはよくわかります。

 

今すぐ追いつく方法を探して子どもとの関係が悪化するより、“社会に出る年齢までに子どもが自立して生活できればいい”と考えて、お子さんとの時間を少しでも楽しく過ごしてほしいと願っています。

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