妊娠が分かり嬉しい気分に浸っていると、すぐにやってくるのがつわりですよね。つわりは経験した人でないと分からない辛さがあります。
私は3人の子供を産んでいるので、3度つわりを経験しています。どの子供を妊娠している時でも本当にきつかったです。
つわり症状も妊婦さんによって多少、内容や重さに違いはありますが、吐きづわり、眠りづわり、食べづわり、よだれづわりなどがよくある症状でしょう。
これらの症状で、欠勤せざるを得ない状態の妊婦さんだって大勢いらっしゃると思います。しかし、つわりで苦しい時に欠勤すると、嫌な顔をする職場の人達がいるのも事実です。
これはあくまでも想像ですが、嫌な顔をする人達の多くはつわりを経験していない人なのかもしれません。しかし、そんな態度を取られると、つわりで欠勤するのは迷惑?と疑問に思いますよね。
妊婦さんは別に何も悪くない、つわりは仕方のない事なのに、肩身の狭い思いをする場合もあります。しかし、つわりで欠勤するのは本当に迷惑な事なのでしようか?妊婦さんがつわりで欠勤できる方法はあるのでしょうか?
つわりで欠勤しても大丈夫!診断書をもらいましょう!
ここで、大切になってくるのは「診断書」の存在です。かかりつけの産婦人科のお医者さんに相談して、つわりで欠勤できるように診断書を書いてもらう事ができるのです。
つわりの診断書を書いてくれる基準は、産婦人科によってや、担当のお医者さんによっても違いがあるかもしれません。
基本的には、つわりに対して治療が何か必要となる時には診断書を書いてもらえるようですよ。まずは、かかりつけの産婦人科のお医者さんに相談してみましょう!
つわりの症状がひどくて、今まで通りに仕事をするのがどのように難しいのかという部分を、きちんとお医者さんに伝えておくことが大切ですよ。
お医者さんから、つわりの診断書を書いてもらえれば、欠勤したら迷惑?なんて悩まずに、「これはお医者さんの指示です」と、提示できて、欠勤しやすくなるのではないでしょうか。
つわりで欠勤しても条件によって給料がもらえる事も
このつわりの診断書を職場に提出し、いくつかの定められた条件をクリアしてさえいれば、つわりで欠勤したとしても給料も3分の2ほどもらえるような制度もあるようです。これを疾病手当金と言います。
条件としては、会社が入っている保険組合だったり、連続した欠勤が何日かなど、色々と項目があるようですよ。
妊婦さんご自身の職場で、申請すればこの疾病手当金がもらえるのかどうかも確認しておいた方が良いでしょう。
母性健康管理指導事項連絡カードを利用してみましょう
また、診断書と同じくらいの力をもっている母性健康管理指導事項連絡カードというものもあります。
これも診断書と同じく、かかりつけの産婦人科のお医者さんに書いてもらう事ができます。これは診断書を書いてもらうよりも安く書いてもらうことができるようです。
産婦人科によっては、このカードが用意されている場合もあるでしょう。そうでない場合には、インターネットから簡単に自分でも印刷できますのでご安心くださいね。
このカードの内容としては、かかりつけの産婦人科のお医者さんから職場へ、妊婦さんの休憩の取り方や、仕事内容などについて負担がかからないように指示してもらうものです。
例えば、立ち仕事よりも、座ってできる仕事を指示してもらったりとかですね。職場もこのカードの内容に沿って、妊婦さんに考慮しなくてはいけません。
結果としてつわり中でも、きちんと働きやすい環境を整えてもらうことができ、例えば休憩が他の人よりも多くても、お医者さんからの指示なので、妊婦さんが申し訳ない気持ちにならなくて良いのです。
つわりで欠勤するのは迷惑?【まとめ】
このように、つわり中の妊婦さんを手助けするサポート体制はあるので、きちんと知っておく事が大切だと思います。知っているのと知らないのでは全然違いますよね。
つわりで欠勤すると迷惑?仕事内容を変えて欲しいと言うのは迷惑?なんて悩まなくて良いですよ。
つわりは仕方ない事です。誰も悪くありません。しかし、働く上で妊婦さんが辛い思いをしてしまう事はあってはならないと私は思っています。
この記事が少しでもつわり中でも頑張る妊婦さんのお役に立てれば嬉しいてす。