赤ちゃんに母乳を授乳中はインフルエンザの接種をしていいのか悩みますよね!?
インフルエンザ接種をしても赤ちゃんに影響がないのか、様々なことを考えると思います。
授乳中にインフルエンザ接種をして大丈夫なのか、赤ちゃんの免疫に悪い影響がないか、インフルエンザ接種をしたあとについて紹介します。
母乳中はインフルエンザの予防摂取していいの?
日本で使われているインフルエンザ予防接種のワクチンは、病原性をなくした不活性化ワクチンです。接種することで血中に抗体が作られて体内でウイルスが増えることはありません。
予防接種によって病気が引き起こされる危険性はないため、授乳している赤ちゃんに影響を与えることはないようです。
乳幼児を抱えたママは夜中の授乳や赤ちゃんのお世話などで、睡眠不足になり疲れから免疫力が下がっている状態なので、感染症にかかりやすいです。
産後1か月以内は出産による体力の低下で、インフルエンザの予防接種は受けることはできないが、産後1か月の検診で問題がなければ受けることができます。
予防接種を受けてから血中に抗体ができるのに2週間~3週間程度かかります。流行シーズン前に免疫をつけるためにもタイミングをみてインフルエンザ接種を受けることをおすすめします。
インフルエンザにかかると影響があるの?
母乳は血液からできているためインフルエンザを受けてもいいか心配になりますが、血中にたくさんウイルスが発生することはないため授乳しても大丈夫です。
母乳を通して赤ちゃんにインフルエンザウイルスがうつる心配もないが、授乳時は赤ちゃんと体がくっつくため咳やくしゃみをしたときにウイルスがうつる可能性は高いです。
インフルエンザにかかったときの授乳時は、手洗いやマスクの着用、清潔な衣服に着替えるなど、赤ちゃんにウイルスをうつさないようして、搾乳してほかの家族に哺乳瓶であげてもらいましょう。
ママがインフルエンザにかかると一時的に母乳が出にくくなることがあります。「オキシトシン」の分泌の低下で、オキシトシンは母乳を作るときに、大切な働きをするホルモンですが、強いストレスを受けると分泌が下がることがあります。
インフルエンザにかかると、高い熱や激しいだるさ、関節痛などの苦しい症状が数日続くため強いストレスとなり、ホルモンの働きが下がり母乳が作られにくい状態になるため注意が必要です。
母乳の約8割は水分でできているため高い熱が出ると、汗がでてたくさん水分が奪われてしまうと母乳が出にくくなるためこまめに水分をとりましょう。
母乳が出にくくなると焦って無理に搾乳する、赤ちゃんに飲んでもらうためにママが頑張りすぎることで、体が疲れてストレスがたまる原因になります。
母乳が出にくい状況になると悪循環なので今は病気を治すことに専念しましょう。
体を休めて水分をとって体を休ませましょう。
母乳への影響は?
授乳中に適した抗インフルエンザ薬は、吸入薬である「リレンザ」と「イナビル」です。
服用したあとは体内に吸収される量は少なく、母乳への移行はありません。
内服薬である「タミフル」も服用した場合の薬の血中濃度は低く、母乳に移行しても赤ちゃんへの影響は大丈夫です。
日頃から予防する方法は?
夜中の授乳や夜泣きが昼間もあると、体を休める時間がないため睡眠不足になりやすいです。母乳を作るとエネルギーが使われるため、慢性的に疲れがたまり、免疫力も低下するため、感染症にかかりやすくなります。
日ごろから予防対策をするためにもインフルエンザ接種をしましょう。
インフルエンザの感染経路は飛沫感染なので、流行っている時期はできるだけ外出を控え、人込みを避けて手洗いうがいをしっかりしましょう。
食料や日用品の買い物などで外出するときは、人混みを避けて必ずマスクをつけましょう。
家に帰ったら使ったマスクを捨てて手洗いやうがいをしましょう。アルコール手指消毒液を用意して手早く消毒ができるので時間がない時にも役立ちます。
服にウイルスがついているときもあるため、赤ちゃんと接する前に着替えるのも効果があります。体が密着する授乳時は清潔な服に着替えて、授乳時に咳やくしゃみが出ることもあるので、マスクをして授乳しましょう。
部屋が乾燥しているとウイルスが活発になるため、加湿器使い50~60%の湿度を保ち、喉や気管支も乾燥すると防御機能が低下するため、室内で過ごす場合でも定期的にうがいをして飲み物を飲むといいですよ。
母乳を授乳中はインフルエンザの予防接種は受けてもいいの!?【まとめ】
赤ちゃんに授乳中はママがインフルエンザに、かからないためにも接種を受けておく必要があります。
子育て中は色々と大変なので、寝不足、疲れなどから病気にかかりやすくなるので、普段から手洗いうがいを習慣づけして、病気から身を守りましょう。