一人っ子が増えてるって本当?メリットデメリットを解説!

皆さんは一人目が生まれたのちに、「二人目は?」「次はいつ?」などと言われた経験、ありませんか?

私はあります!

さらには「一人っ子だとかわいそうよ」なんて、耳を疑うような一言を平然と言われたことも。

世代にもよるかもしれませんが、一人っ子に対しネガティブなイメージを持つ人は一定数いるように感じます。

一方で、統計を見ると、近年、一人っ子家庭が増えてることが分かります。

では、一人っ子が増えてる理由にはどんなものがあるのでしょうか。

この記事では、一人っ子家庭が増えてる理由や、実際に一人っ子を育てる私の体験から考えるメリット・デメリット、今後一人っ子を育てていく親の課題などについても詳しく書いています。

是非、最後まで読んでみてくださいね。




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一人っ子が増えてる理由

国内の結婚や出生などの動向を把握するため、国内社会保障・人口問題研究所がほぼ5年ごとに実施している出生動向基本調査(結婚持続期間5~9年の初婚どうしの夫婦が対象)によると、2005年までは一人っ子の割合は10%前後だったのが、2010年には15.9%、2021年には19.7%と急増。

それに伴い、きょうだい2人やきょうだい3人は少しずつ減少傾向にあります。

*晩婚化・第一子の晩産化

昔に比べて晩婚化が進んでおり、第一子を生む年齢が上がっているのは明らかです。

タイミング良く二人目を授かることが叶わなかったり、二人目を躊躇する人が多いのも確かでしょう。

*経済的なこと

出産育児一時金や児童手当・無償化制度などの国の支援があっても、子育てにはお金がかかるものです。

一般的に、子ども一人を育てるのに3000万円はかかるとも言われています。

今より収入を増やすことを考えるか、一人っ子で養育費に余裕をもたせるかで悩む家庭は多いでしょう。

*仕事と子育ての両立が難しい

仕事と子育てを両立させようと思うと、考えることが膨大にありますよね。

子どもの預け先問題は当然のこと、職業や職場によっては、残業できない・急な休みに対応できない・育児休暇が取りづらい・キャリアアップの機会を逃したくないなど、ざっと思い浮かべただけでもたくさん出てきます。

愛する我が子のために頑張って働きたいのに、その子育てが仕事において重い足かせになるのが現実です。

*すべてにおいて余裕を持って子育てしたい

子どもは一人で十分。

金銭的にも体力的にも、無理なく穏やかに過ごしたい。

子育てが落ち着いたら、親も自分の時間を大事に好きなことをしたい。

そんな家庭も今の時代、多いのかもしれません。

一人っ子はかわいそう?一人っ子ならではのメリットだってある

*親の愛情を一心に受けられて、自己肯定感が高くなる

きょうだいがいることによる焦りや不安、嫉妬や喧嘩はありません。

ママやパパを独り占めできて、愛情をしっかり感じてくれそうです。

うちも子どもを見ていて思いますが、いつも自分が真ん中にいる安心感があると思います。

*子どもに時間やお金をかけられる

きょうだいが多いと時間やお金にも我慢を強いられる場面が多々ありますが、一人っ子にはそれがありません。

何をするにも選択肢が多いのは一人っ子の特権です。

*一人遊びが上手になる

邪魔が入ることがないので、好きなもので好きなだけ遊ぶことができます。

穏やかで集中力の高い子に育つのは必然かもしれません。

一人っ子によるデメリットは親の関わり方一つで変えられるかも

*競争意識が薄い

お菓子や玩具を取り合うことがなく、そもそも危機感やライバル意識というものが薄いです。

うちの子も負けることに慣れていないので、友だちとのゲームや外遊びで負けると嫌になり、やめたがることがあります。

小さいうちから同世代のお友達と遊ばせたり、親も積極的に子ども同士の遊びに参加したりすると良いかもしれませんね。

*我慢することが苦手

一人っ子に対する罪悪感がそうさせるのか、親がお菓子や玩具を多めに与える傾向にあるように思います。

私も我慢をさせるのがとても苦手で、子どもが小さい頃、スーパーでガチャガチャをしたがるとつい買ってしまいました。

きょうだいがなく我慢をする機会が少ないのですから、親がその機会を作らないといけない、と今になって思います。

*人との距離感がはかりにくい・人の気持ちに気づきにくい

いつも大人と一対一で接しているので、子ども同士の会話や付き合いは上手くなりにくいかもしれません。

親が子どもの言うことを何でも聞いたり、先回りしてしまうのもそれに繋がっているような気がします。

スプーンを欲しがる前にさっと渡したり、忘れ物をすぐ学校に届けに行ったり。

大事な一人息子(娘)だからと、ついつい過保護・過干渉になることは、きっと子どもの自立心を阻むのではないでしょうか。

*将来、頼れるきょうだいがいないという心配

親に何かあったら、もし結婚しなかったら、愛する我が子が将来一人ぼっちになってしまうんじゃないか。

これが親の罪悪感となり、ついつい甘やかしてしまう原因かもしれません。




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一人っ子は増えてる?【まとめ】

一人っ子が増えてるというのには、時代の移り変わりが大きく関係していることが分かりました。

今後も、あえて一人っ子を選択する家庭は増えていくかもしれません。

かわいそうと思われがちな一人っ子にも、一人っ子ならではのメリットがたくさんあります。

ただメリット・デメリットは育てる親や環境によっても変わるのが当然で、子どもの性格も一人一人違うわけですから、一人っ子だからこうなるとは言い切れません。

目につきやすいデメリットも、親次第で良い方へ導いてあげることができるのではないかと思います。

一人っ子でもきょうだいがいても、親なら我が子に対する悩みや心配事が尽きることはありません。

大事なのは、どれだけ子どものために寄り添った子育てができるかだと思います。

一人っ子だから、きょうだいがいる・いないからという理由で片付けずに、我が子の性質をよく理解したうえでの子育てをしていきたいものですね。

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