6歳児が嘘をつくに理由!親がすべき対策とは?

子供が嘘をついた時、親としてはショックや怒りを感じる方が多いのではないでしょうか?

私もそうでした。

ただ嘘をつくことは成長過程の1つでもあるのです。

全てが悪いとは限りません!

どんな時も冷静に子供の話を聞いて対処することが大切です。

そもそも、なぜ嘘をつくのでしょうか?

そこには必ず理由があるのです。

発達段階によっても嘘のタイプが変わってきます。

今回は6歳に焦点をあて、嘘をつく理由や対策についてもお話させていただきます。




スポンサー広告




子供(6歳)が嘘をつく理由とは?

嘘は2歳半頃からはじまると言われています。

6歳頃の子供はいったいどんな理由で嘘をつくのでしょうか?

嘘をついてしまう理由について(学童期)

強い願望を現実にしてしまう

羨ましい気持ちや強い願望からくる嘘で、実際には持っていないモノを持っていると言ってしまうなどの傾向があります。

本人はあまり嘘をついている感覚がないのが特徴です。

怒られないように誤魔化してしまう

日頃から厳しい家庭だと多い傾向があります。

悪いことをしても自分はやってないと嘘をついて誤魔化すことも。

理由としては1番多いのではないでしょうか。

心配させないため

6歳頃になると相手がどう思うのかを推測する力がついてきます。

そのため学校で嫌な事があっても心配させないために「楽しかったよ」と嘘をつくのです。

大人の気を引くため

忙しい両親にかまってほしいという気持ちから、本当はない話を作ってしまいます。

「1位をとったよ」や「体調が悪い」など、自分に注目をむかせるために嘘をつきます。

パターンを4つご紹介しました。

嘘には様々な理由があるとお分かりいただけたと思います。

お子さんが実際にどんな理由でついた嘘なのか、しっかり見極める必要がありますね。

では、我が家の実例を元にどんな対策が必要なのか考えていきたいと思います。

嘘をつく6歳児、頭ごなしに叱るのは逆効果!?

我が家で実際にあった長女の出来事です。

長女は弱視のため、幼稚園の頃からメガネをかけています。

6歳になり、オシャレ大好き女子に成長!

小学校に入学したある日のこと!

担任の先生とお話する機会があり、学校でメガネをかけていないという事実を知りました。

私は驚きが隠せません!

なぜなら、「メガネは見えづらくない?黒板は大丈夫?」と学校生活の様子を日々話していたからです。

長女は常にメガネをかけていると嘘をついていました!!

子供の初めての嘘に、驚きと衝撃で「何で嘘をついたの?何でメガネをかけないの?」と頭ごなしにキツく叱ってしまいました。

長女は嘘をついてメガネをかけなかった理由を2つだけ答えました。

・可愛くないから。

・かけなかったら怒ると思ったから。

でもその後も何度か同じ事を繰り返し、その度に怒るという負のループ。

私の対応が良くなかった事を、のちに痛感しました!

親のNG対応

①カッとなって頭ごなしに叱る

②何で嘘をついたの?何でかけないの?と責め立てる

③普段から過保護ぎみで注意し過ぎる傾向にあった

頭ごなしにキツく叱った結果、子供は嘘をついて誤魔化すようになってしまいました。

私はいつしか、どうせまた嘘をついているかも?と疑ってしまうように。

親子の関係も良くない方向になってしまっていたのです。

では、どんな対策が効果的なのでしょうか?

嘘をつく子にすべき親の対策とは?

キツく叱るだけでは悪循環になってしまったので、我が家は以下のような対策を心がけました!!

①日頃からガミガミ言い過ぎない。

(6歳頃になると少し巧妙になり、怒られないために隠す傾向になってしまうため)

② まずは冷静に子供の話を聞く。

(無理に問い詰めず話しやすい環境を)

③子供の気持ちを尊重しながらも、何がいけないか理解させ諭す。

(メガネをかけたくない気持ちは分かるけど、本当に目のために必要なことだと理解させた)

④怒られることをした事実よりも 「人を裏切るような嘘をつくことが何より良くない」と教える。(信じているからこそ、凄く悲しいと伝えた)

⑤譲れるところは譲ってあげる。(我が家はお気に入りのおしゃれメガネに変更!)

対策の結果は!?子供の変化について。

対策の結果、無事に嘘をつかなくなりました!!

具体的にどんな変化があったのかについてお話させていただきます。

我が家では対応を変えてからというもの、すぐに親子関係にいい変化があらわれました!

変化①:なぜ嘘をついてしまったのかなど、色々な理由を話してくれるように。

理由の具体例

・お友達にメガネをかけない方が可愛いと言われたから。

・メガネをかけなくてもある程度見えるからいいと思った。

・かけなくてもバレないと思っていた。

他にもたくさんの思っていた事を、聞くことができました!!

変化②:下校すると「今日はきちんとメガネかけたよ」と誇らしげに報告してくれるように!!

私も多少オーバーに褒めたり、メガネ似合っていて可愛いねと声をたくさんかけました。

私が喜ぶ姿を見て、いい事をしているような気持ちになったそうです!

変化③:日常の出来事やお友達とのやり取りなど、子供発信の会話が増えた!

子供から話してくれるので、良くない事があった場合も冷静に子供と向き合えるように。

6歳になればしっかりと話せば難しい事でも十分理解ができる年齢だと思います。

まずはお子さんの話をよく聞いて、尊重や共感をしてあげることが重要だと感じました。




スポンサー広告




6歳児が嘘をつく理由とは?【まとめ】

今回は6歳児が嘘をつく理由について、4つお話しました。

強い願望からくることや、怒られたくないからつく嘘。

心配させたくないという優しさの表れや、気を引きたい心理からくる嘘と、様々なパターンがありました。

どんなパターンでもカッとなって無理に問い詰めたり、キツく叱ってしまっては逆効果です!

では 効果的な対策とは?

まずは子供が話しやすい環境づくりが大切です!

ガミガミ言い過ぎないよう、子供の気持ちを尊重してあげましょう。

そして「人を裏切るような嘘をつくことが何より良くない」と教えてあげてください!

徐々に嘘がなくなり、親子関係にもいい変化があるはずです!

最近は親子で悩ましいテーマについて話し合う、プチ家族会議をしています。

自宅でおこなう道徳授業のような時間です。

ぜひ、お子さんと試してみてください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA