乳児に冷えピタは使える?それとも危険?使い方と注意点を解説

熱を出した時に、使いたくなるアイテムといえば冷えピタですよね?

「だけど、乳児にも使っていいの?」と疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。

私も子どもが熱を出してしまった時に、冷えピタを使ってもいいのか悩んだことがあります。

乳児に冷えピタを使う際は、赤ちゃん用の冷えピタを使うといいですよ。

赤ちゃん用の冷えピタは、0歳児から使えます。

冷えピタを使う時は、乳児が誤飲する可能性があるので注意が必要です。

乳児に冷えピタを使う時のはる場所と注意点をあわせて紹介します。




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乳児に冷えピタはいつから使える?

冷えピタには、大人用、こども用、乳児用の3種類の形で販売されています。

赤ちゃんのうちに使うのであれば、無香料の乳児用を使うといいです。

乳児用の冷えピタは、0歳児から使えます。

ですが、安心して使うのであれば6ヶ月以降がいいかもしれません。

その理由については、冷えピタを使う時の注意点で詳しく話しますが、乳児の誤飲を防ぐというのが一番の理由になります。

乳児の冷えピタをはる場所は?

「冷えピタをはる場所といえば?」聞かれたら、「額」と答える人が多いと思います。

私も「額」と答えます。

ですが、乳児の額に冷えピタをはった場合、誤飲の可能性が出てきます。

冷えピタを使って体温を下げる際に、はると効果的な場所があることは知っていますか?

冷えピタをはる場所は、わきの下、鼠径部、首筋の3ヶ所にはるといいですよ。

その理由は、その3ヶ所には太い血管が通っているからです。

太い血管を冷やすことで、血液が冷えます。

冷えた血液が体内をめぐることで、解熱につながるということです。

冷えピタをはった時、大人はその冷たさを気持ちいいと感じますよね?

乳児が同じように感じるのは、2歳頃からだそうです。

私も子どもが高熱を出した時に、冷えピタをはろうとするといつも拒まれます。

拒むのは、大人と同じように感じられなかったのだと考えると納得しました。

今後、子どもが熱を出して冷えピタを使う時は、首筋にはるようにしようと思います。

冷えピタは危険?使う時に注意したい4つのこと

乳児に冷えピタを使う時の注意点は4つあります。

皆さんが使う時の参考にしてください。

*誤飲に気を付ける

冷えピタを使う時に、一番気を付けなければならないことだと思っています。

乳児の時期は、何でも口に入れようとする時期でもあります。

冷えピタを口に入れてもおかしくありません。

乳児用の冷えピタは、誤飲を防ぐために冷却ジェルの部分には苦味をつけていると明記してあります。

とはいえ、苦味があるから口に入れないだろうと考えるのは危険です。

冷えピタを使う時は、いつも以上に乳児の様子を気にかけておきましょう。

*口や鼻をふさがない

乳児の額に冷えピタをはった場合、窒息事故につながる可能性があるということです。

額にはった冷えピタが、寝返りや汗などでずれて乳児の口や鼻をふさいでしまうかもしれません。

実際に、冷えピタが乳児の口と鼻をふさいだことによる窒息事故の報告があるそうです。

冷えピタを額にはる場合は、乳児の様子をまめにみるか、目を離さないようにするといいでしょう。

*やけどなどの傷口にはらない

冷えピタは、はった部分の皮膚の温度をさげる効果があるので、打ち身などに使う方もいるでしょう。

ですが、やけどなどの傷口に直接はった場合、冷却ジェルが傷口周辺の皮膚も一緒にはがしてしまうかもしれません。

これでは、症状が悪化してしまいます。

もしも傷口に使用するのであれば、傷口をガーゼで覆い、その上からはるようにするといいと思います。

*乳児の様子をよく見て、はる

乳児の様子をよく見て、冷えピタを使う時機を見極めるようにしましょう。

乳児は自分で体温調節をするのが難しいですし、言葉で伝えるのも難しいです。

なので、大人がしっかりと観察してあげてください。

冷えピタをはる時は、顔だけでなく、手足も熱くなって体温が上がってきてからはるといいです。

冷えピタで身体を冷やしすぎると、状態が悪化してしまう可能性もあります。

体温が落ち着いてきたと思ったら、冷えピタの使用を中止するようにするといいでしょう。




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乳児に冷えピタは使える?【まとめ】

乳児に冷えピタは使うことができます。

乳児用であれば、0歳から使えます。

誤飲などによる窒息事故を防ぐという観点から、6ヶ月以降に使うのが望ましいようです。

冷えピタを使って体温を下げたい時は、太い血管が通る首筋、わきの下、鼠径部の3ヶ所を冷やすと効果的です。

その中でも首筋が一番はりやすいと思いますので、首筋にはることを覚えておくといいかもしれません。

冷えピタを使う時は、安全のためにも普段よりも乳児の様子を気に掛けるようにしておきましょう。

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