2歳児の友達との関わり方について!一緒に遊ぶことはできるの?

もうすぐ2歳児になる私の子どもは、最近お店や公園などで出会う子どもに興味津々です。

その様子から「同年代の子と一緒に遊びたいのかな?」と感じています。

現在、子どもは保育園に通っていないので、友達との関わりは近所の公園や図書館、自治体の遊び場などが主です。

公園の遊具や遊び場のおもちゃの取り合いで、トラブルになるのではないか?と考えると、足が遠のいてしまっています。

「2歳児は友達と関われるのか?」と疑問に思っている保護者の皆さん.

2歳児は積極的に友達と関われる段階にはなっていません。

ですが、一緒に遊べないというわけでもありません。

最後まで読み進めていただくと、2歳児の友達との関わり方と遊び方について理解できると思いますので、お付き合いいただけると嬉しいです。

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2歳児の様子

2歳児というと、言語発達や運動能力、生活に関する基本的な技能が急速に伸びていく時期です。

言語発達でいうと、「ママ、ばいばい」という2語文で話せるようになっていきます。

もっと早い子であれば「ママ、こっち、きて」といった3語文で話すことも。

単語だけで話す子や赤ちゃん言葉(喃語)を多く話す子もいるので、焦らなくても大丈夫だと思います。

私の子どももまだまだ赤ちゃん言葉で話すことが多く、いつおしゃべりが達者になるのだろうと楽しみにしています。

運動能力は、一人でしっかりと歩き、時には小走りをするので目が離せない保護者の方も多いことでしょう。

目についた興味あるものに飛び出していく姿は、さながら闘牛を思わせます…

階段を手を使わずに昇り降りできるようになるのもこの頃だそうです。

そういえば、「よいしょ」と自分で声掛けしながら階段を昇り降りするようになったような・・・。

生活に関することでいえば、排泄を知らせることやお箸に興味を持つ時期です。

洋服の着脱ができるという子もいるのではないでしょうか?

まだまだ赤ちゃんだと思っていた我が子の最初の自立の時期でもあるということですよね。

2歳児の友達の関わり方!一緒に遊べるの?

結論としては、2歳児はまだ友達と一緒に遊ぶことは難しいそうです。

なぜなら社会性が発達しておらず、相手の立場に立って考えることができないからです。

つまり、友達と仲良く遊べるようになるのはこの社会性が身についてからということですね。

よく年齢の低い子同士で遊んでいる時におもちゃや遊具の取り合いが起こるのは、このことが理由かもしれませんね。

ですが、2歳児になると同年代の子に興味を持ち始める時期でもあります。

友達との関わりの第一段階ともいえる時期が、2歳児ということです。

そういえば、子どもが1歳6か月の頃に遊びに行った公園で、少し大きな子(おそらく2歳ぐらい)をじっと見つめていると思ったら、その子がやっていた遊びをまねしていたことがありました。

その時は他の子と同じことをして遊びたいんだと思っていました。

調べてみると、2歳児は一緒にいることで遊びを模倣する、影響を与え合うといった側面があるようです。

このことから、2歳児の友達との関わり方は大人のいうところの一緒に遊ぶではなく、同じ場で遊びを共有していると想像したほうが分かりやすいかもしれません。

2歳前後の子どもは、仲良く遊ぶというよりも切磋琢磨して遊びを共有する、戦友のような感じでいるのかもしれません。

2歳児の保育のねらいって何?

親よりも子どものことに関しては、先輩でもある保育現場の先生達は何を意識しているのか気になりませんか?

保育士さんは保育をしていくなかで、保育目標とねらいを計画します。

このときに参考にするのが保育所保育指針というものだそう。

この保育所保育指針は、厚生労働省から出されているものです。

保育所指針では「3歳未満の子どもは、心身の発育・発達が顕著な時期であり、個人差も大きいので個別の指導計画が必要である」とされています。

つまり、子ども一人一人の成長を意識して考えなければならないということですね。

難しいです。

保育計画の目標例として、「自己主張をしていきながら、友達との関わりを広げていく」とありました。

2歳児の特徴や遊びから考えると、自立するようになること、他者に興味をもつことを重点として計画されているのかもしれません。

これは家庭でも応用できると思いました。

・まずは公園や遊び場など同年代の友達がいる場所に子どもを連れて行き、他者に興味をもってもらう。

・そこから友達との関わりができるように、必要に応じて保護者が手助けをする。

子どもにとっても保護者にとっても勇気が必要な行動です。

私は今にも尻込みしてしまいそうですが、休日は子どもと一緒に近所の公園に行ってみようと思います。

保育士さんを対象にしたと思われるサイト(LaLaほいく)で、2歳児クラスのおすすめの室内遊びを見かけたので、ご紹介します。

・ぬりえ
・粘土
・ごっこ遊び

ごっこ遊び以外は、一人遊びですね。

ぬりえや粘土は手先が器用になってきているので、その感覚を養うためでしょうか。

余談ですが、最近私の子どもに水で落ちるクレヨンとスケッチブックを購入しました。

まだ線を描くことが中心のお絵かきですが、よく使う色のクレヨンがはっきりしていて、おもしろいなと思っています。

これからなぐり描きの線が丸や三角などの図形に変わっていくのが楽しみです。

ごっこ遊びがおすすめされているのは、おそらく2歳児が同年代の子に興味を持ち始めること、様々なことを自分でやってみたいという好奇心をくすぐるからだと思われます。

代表的なところでいうと、おままごとでしょうか。

最初は、食材を切る、鍋に入れて煮る、フライパンで焼くという単純な作業に始まり、だんだんと自分をママ(あるいはパパ)に見立てていくようになるのでしょう。

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2歳児の友達との関わりについて【まとめ】

2歳児は心身の発達が急速に伸びる時期であると同時に個人差も大きいです。

同年代の子に興味を持ち始めますが、相手の立場に立って考える社会性は身についていないので一緒に遊ぶことは難しいです。

しかし、一緒の場で同じおもちゃや遊びを共有することでお互いに影響しあう、戦友のような関係を築くことができます。

保育の現場でも2歳児が他者に興味を持つことを目標としています。

2歳児が他者に興味を持つことが、友達という存在の認識につながっていくのかもしれません。

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