幼児食がレトルトばかりは体に悪いの?食品添加物の関係について解説!

忙しい時にさっと作れておいしいのがレトルト食品ですよね。

カレーやパスタソースなど最近ではいろいろなレトルト食品を目にします。

長期間保存することができるので災害時の非常食としても注目を集めていますね。

「最近忙しくてレトルトばかりなんです。レトルトばかりでは体に悪いですよね?」

私が勤務する保育園で実際、保護者の方から頂いた質問です。

確かに楽だし、おいしいけどレトルト食品ばかりは体に悪いのかなと思ったりもしますよね。

今回はそんなレトルト食品と食品添加物について解説していきます。

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幼児食にレトルトばかり!食品添加物って?

食品添加物という言葉、よく聞きますよね。

でも説明してと言われると「??」ってなりますよね。

食品添加物とは

「色や香りをつける」

「長期保存を可能にする」

「劣化を防ぐ」

などの目的のために食品につけられる物質のことをいいます。

例えば、プリンやケーキなどのおかし。

袋を開けると甘いバニラの匂いがしますよね。

これは「香料」という食品添加物の一種です。

またスーパーで売られているハムやベーコンは綺麗なピンク色をしていますよね。

しかし実際に豚さんから切り出したお肉はそんなにピンク色ではないってこと知っていました?

これも「発色剤」という食品添加物を使って、ピンク色に発色させることでおいしそうに演出しているんです。

このように私たちの身の回りには食品添加物がたくさん存在しています。

1日を通して全く口にしないというのはほぼ無理なのではないかと思います。

食品添加物の中にはバニラなどのように「天然物」と発色剤のように「人工物」があります。

両方とも国の定める安全基準をクリアしているものを「食品添加物」と認定し使用しているとは言え、組み合わせによって体にどんな影響が出るかわかっていないのが現状です。

食品添加物は少ない方が安全で体に良いと言えるでしょう。

幼児食にレトルト食品ばかりは体に悪い?

先程も説明したように食品添加物は少ない方が安全で体に良いです。

では長期保存ができるレトルト食品にはたくさん食品添加物が使われているから体に悪いと思いますよね。

実はレトルト食品に食品添加物は一切使われていません。

レトルト食品や缶詰などは食品衛生法により保存料や殺菌剤等の食品添加物の使用を禁止されているんです。

では、レトルト食品が長期保存ができるはなぜなのでしょう?

それは高温高圧で殺菌をしているからです。

専用の機械に入れて120℃4分以上の加熱をすることで食品添加物を使わず長期保存を可能にしたそうです。

少し話が逸れましたが、食品添加物の観点で言えば一概にレトルト食品は体に悪い!とは言い切れません。

私はレトルト食品が体に悪いというよりはレトルト食品を使うことにより、それ単体になってしまうのが体に悪いのだと思います。

例えばレトルト食品のパスタを用意したとします。

パスタだけで食事を完結させてしまうとタンパク源となるものもなければ、ビタミンやミネラル系もありません。

これでは栄養バランスが悪いですよね。

そこにプラスで鶏ささみなどがのったサラダや肉団子と野菜のスープをプラスすることで栄養バランスが取れます。

このようにレトルト食品に足りない栄養素をプラスすることで栄養バランスが取れます。

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幼児食にレトルトばかりは体に悪いの?【まとめ】

いかがでしたか?

レトルト食品ばかり食べる事は長期的になればなるほど体には悪い影響が出るのかもしれません。

しかしどうしても忙しいときや体調が悪く料理ができないこともあります。

レトルト食品ばかりを食べることより、レトルト食品単体を食べて栄養バランスが崩れることの方が体に悪いと思います。

その時の状況に合わせ適切に使用していきましょう。

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