幼児食の味付けってどうすればいいの?味付けのポイントと注意点

「離乳食から幼児食に変わったけど味付けってどうするの?」
「これじゃ味付けが濃い?薄い?」
「調味料ってどれを使ったらいいの?」
「使ってはいけない調味料ってあるの?」

幼児食って初めはどうやって作ればいいのかわからないですよね。

まして幼児食を食べる子どもは感想を言ってくれるはずもなく。

でも大丈夫です!

ポイントをおさえれば簡単に作れるんです。

今回は幼児食の味付けのポイントと注意点についてお話しします。

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幼児食の味付けのポイント

まず、「幼児食」とは離乳食が終わった1歳6ヶ月〜5歳頃まで食べるご飯のことをいいます。

幼児食の味付けのポイントは「大人の半分」ということです。

子どもの1日の塩分摂取目標量は

1〜2歳 3.0g未満
3〜5歳 3.5g未満

とされています。

でも毎回はかりで測ったりするのは手間ですよね。

そもそもはかりが無いってご家庭もあると思います。

そこで先程のポイント「大人の半分」です。

成人の1日の塩分摂取目標量は

男性 7.5g未満
女性 6.5g未満

とされています。

単純に子どもの倍ですよね。

なので普段大人が食べている味付けの半分の濃さに調節ができればOKということです。

例えば、味噌汁。

普段大人が飲んでいる味噌汁では子どもには味付けが濃いです。

子どもにあげる場合は

①お椀の半分まで味噌汁を入れる
②だし汁やお湯を入れて1杯分の量にする

ことで味噌汁が「大人の半分」の濃さに調節ができます。

どうしても物足りないと感じる時には

①出汁で旨味をプラスする
②牛乳や豆乳などの乳製品でコクをプラスする

などの工夫することで美味しく食べることができます。

幼児食の味付けの注意点

「幼児食で使ってはいけない調味料ってあるの?」

と思う方もいると思います。

正解は「NO」です。

基本的に幼児食で使ってはいけない調味料はありません。

(アレルギーのある方は例外です。)

いろいろな味付けを経験していくことも幼児食のうちでは大切なことです。

「塩」「しょうゆ」「みりん」「酒」「砂糖」「みそ」などを積極的に使い、味の経験を積んでいきましょう。

しかし与えるにあたって、以下の3つのに注意をしなければいけません。

*しっかり加熱する

食材を柔らかくすることは言わずもがなですが、調味料によってはアルコールが含まれるものがあります。

それは「料理酒」と「みりん」です。

「料理酒にアルコール入っているのはわかるけど、みりんにもアルコールが入ってるの?」
と思う方もいると思います。

みりんには2種類あります。

アルコールが含まれる「本みりん」とアルコールが含まれない「みりん風調味料」です。

商品裏のラベルに記載されているので、確認してみてください。

話を戻しまして、内臓が未発達な子どもにとってアルコールは有害です。

料理酒とみりんを使う時はしっかり加熱をし、アルコールを飛ばすようにしましょう。

*ジャンクフードは食べ過ぎないようにする

ハンバーガーやピザなどは手軽で美味しい料理ですよね。

最近ではデリバリーが普及した関係でジャンクフードを食べる機会が増えたのではないかと思います。

私もついつい頼んでしまいます。

これらには添加物がたくさん含まれています。

食べ過ぎると消化がうまくできず、腹痛や下痢の原因となります。

月1回ぐらいに頻度を控えるようにしましょう。

*香辛料などは少量から

大人にとって生姜やニンニクなどの香辛料は味にパンチを加えてくれるものですよね。

しかし子どもにとっては刺激物となります。

強すぎる刺激は舌の感覚を麻痺させる要因となります。

麻痺により塩味を感じにくくなり、塩分過多になる可能性もあります。

少量から与えて年齢が上がるに従って増やしていくようにしましょう。

生姜やニンニクの他にもマスタードやカレー粉などにも注意するようにしましょう。

初めは風味付け程度で大丈夫です。

大人が食べて味を感じるのは入れすぎです。

私も保育園で鶏肉のカレー粉焼きを作ったことがあります。

味見をした時は「カレーの味しないな」と思いましたが、子どもが食べると「辛い!」と泣いちゃう子がいました。

それほど子どもにとって香辛料は敏感に感じるんです。

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幼児食の味付け【まとめ】

今回は幼児食の味付けについて解説しました。

いかがだったでしょうか?

ポイントをおさらいしてみましょう。

①味付けは「大人の半分」
②物足りない時はコクや旨味をプラス

注意点としては

①しっかり加熱する(アルコールを飛ばす)
②ジャンクフードは食べ過ぎないようにする
③香辛料は少量から

以上のことを抑えれば、あとは自由です!

いろいろな味付けを経験して、ぜひ食事を楽しんでください。

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