お食い初めは口につけるの?離乳食も始まってないのに大丈夫?

我が子が誕生して100日前後でやってくるお食い初め。

子どもが2人目3人目なら慣れたものですが、初めての妊娠・出産を経験する方にとって、全てが未知の世界で何をやるにも調べたり不安なことが多いですよね。

実際に、私も現在0才の育児に奮闘中のママで、1日1日長くもありあっという間な時間を送っています。

そして、意外と多くて大変なのが1才までのイベント。

絶対にやらないといけない訳ではないですが、色々調べていくうちに、やるのが当たり前のように思えてきて、気付いたらイベント近くになり焦って準備なんてことが私はしょっちゅうありました。

マメでも几帳面でもない私にとって、我が子のイベントは楽しさもありますが「大変!」と思う気持ちが大きかったです。

毎日育児が大変な中で、色々調べたりすることだけでも大変だと思うので、この記事を読んで少しでも忙しいママさんパパさんの力になれればと思います。




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お食い初めのお料理は実際に口につけるってホント?

結論、実際にはお料理を口につけません!

口につけることはせず、食べさせる「真似」をするだけでOKです。

100日前後ですと、ほとんどの赤ちゃんがまだ離乳食が始まっていないと思います。

離乳食はアレルギーの確認なども含めて、段階を踏んで行うものですので、お食い初めで万が一お料理が赤ちゃんの口に入ってしまったら大変です。

ここでややこしいのが、お食い初めの儀式と同じタイミングでやることの多い「歯固めの義式」では、実際に歯固めの石を赤ちゃんの口につけることが多いです。

この歯固めの儀式ですが、古くから歯が丈夫だと長生きすると言われており、「石のように固く丈夫な歯になりますように」と言う願いを込めて実際に赤ちゃんの口につける動作を行います。

お食い初めで使う器はどんな物があるの?

地域によって異なりますが、関東だと「漆器」と言う器を使用することがほとんどです。

漆器には、割れづらく、漆は物を「繋げる」「直す」力があることから、縁起物の器として使用されてきました。

この漆器ですが、男女で使用する器の色が異なります。

男の子ですと、外側・内側が朱塗りの器。

女の子ですと、外側が黒く内側が朱塗りの器になります。

ここで私は器を注文する際に、男の子の方が赤い器で女の子が真っ黒の器だよな、、、逆だっけ?と不安になり、もう一度調べ直しました。

現代ですと、男の子だから黒、女の子だから赤などほとんど見受けられなくなってきましたが、お宮参りのお着物でも自然と多いこの黒と赤。

調べてみると、お食い初めが始まったとされる平安時代では、黒よりも赤の方が位が高かったそうです。

かなり昔は、女性よりも男性の方が優遇されていたことから、器の色にも違いがあり男性が朱塗の器になったそうです。

お食い初めに必要なお料理は?食材それぞれに意味はある?

器と同じく、地域によって少し食材やお料理が異なりますが、お食い初めは「一汁三菜」が基本となります。

そして、用意しているお料理にはそれぞれ意味や願いが込められています。

関東では、お赤飯・鯛・蛤のお吸い物・香の物(お漬物)が多いですが、それぞれ込められた意味合いを簡単にご紹介します。

・お赤飯
赤色の小豆とお米の白が混ざって出来ているので、縁起物でもある紅白を表しています。

・鯛
他のお魚に比べ長生きであることから、長寿の意味があります。

・蛤のお吸い物
蛤は同じ蛤でないと殻がぴったりと重ならないことから、将来良い人と出会え一生ぴったりと共に過ごせますようにと言う意味が込められています。

・香の物
「幸の物」の呼び名にかけております。お食い初めでは、紅白なますや多幸(たこう)にかけた「タコの酢漬け」が出てきます。




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お食い初めを口につけるの?【まとめ】

お宮参りや100日祝いなど、昔から受け継がれている儀式には様々な意味合いや、沢山の願いが込められています。

実際、自分が親になって初めて知ることが多く、大変ではありますがやっていくうちに勉強にもなります。

ですが、私たちはまだ親になったばかりで1日1日育児に必死で大変ですよね。

イベントごとは、落ち着いてからでもちろん大丈夫です。

現代ですと「これを用意しなきゃいけない」「この日にやらなきゃいけない」など形式に囚われることも少なくなってきました。

最近だと、お食い初めの鯛を「鯛焼き」に変えていたり、「鯛のパイ焼き」で楽しんでいる姿も拝見したことがあります。

どんなイベントでも、我が子の成長を願って家族みんなで楽しく出来れば、それでOKです。

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