未就学児にスマホが与える影響は?メリット、デメリットを解説!

今の私たちにとってはくてはならない存在となったツールとして、まずはじめにスマホ(スマートフォン)が思い浮かぶのではないでしょうか。

カメラ、電話やメールなどの伝達手段としてだけではなくわからないことをサッと調べられたり、メモに使ったりと様々な形で使われています。

現在では赤ちゃんのお世話記録や、子ども向けゲームなど育児用アプリも多く開発され、私もかつて子どもの食事や予防接種の記録などはスマホアプリに入力していました。

そんなスマホですが、未就学児が使うことによって何か影響があるのでしょうか。

未就学児がスマホを使うことの影響は発達、依存など様々なことに影響があると言われています。

スマホに頼りたい気持ちはだれもが持っていると思いますが、親もスマホに依存せず、あくまで秘密兵器として使用するなど、適切な時間で区切れればよいですね。




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スマホが未就学児に与える影響とは

WHOは2歳未満の子どもにスマホやテレビなどはあまり見せないほうがいいとしています。

こちらの理由は、スマホを見るときの体勢が前傾姿勢になり、それが長い時間続くと血流が悪化し、脳の発達に影響を及ぼすためとしています。

また、テレビやスマホなどの観すぎは言語習得に遅れがでると言われています。

テレビやスマホは色々な人が色々な言葉を話しており、一見それで子どもは言葉を覚えていくと思ってしまいますが、テレビやスマホから言葉を学ぶことはほとんどなく、親が「わんわんがいるね」などと声かけをすることが大事だそう。

さらにスマホは手軽にどこでも触れてしまうため、依存しやすい傾向にあります。

スマホを観ながらでないと食事できない、お風呂に出てから寝るまでずっとスマホを観ている、など生活リズムの形成に支障がでます。

就寝前のスマホは脳を起こしてしまうため、睡眠の質に影響があり、就寝中の成長ホルモンの分泌に大きく影響が出ます。

他にも視力、人間関係の形成など様々場影響がでてくるスマホ、未就学児のうちは適度に太陽を浴びて、服が汚れるほど遊ぶような体をいっぱい使った遊びを多くできるといいですね。

雨の日は特別にスマホを短時間観られる、などとすると、子どもにも「特別感」がでていいのかもしれませんね。

未就学児にスマホを使わせる頻度は?

スマホやタブレットが普及してからは、5割以上の未就学児がスマホを毎日またはほぼ毎日使用していることがわかっています。

利用目的は様々で、カメラ、動画、テレビ電話、ゲームなどが挙げられます。

未就学児とはいえ、0歳から6歳という成長が著しい幅の子どもです。

年齢や時期で好みや満足感も変わってきますよね。

うちの子は、旅行の際にテーマパークで撮影した某機関車のキャラクターの乗り物の動画が大好きで、私が頭痛でダウンしていたときはすごく助けられました。

子どもからしたら、大人の真似をしたいから始まり、こんなこともできるんだと新しい発見ばかりのスマホだと思います。

だからこそ危険も多いということを大きくなるにつれて教えて、使うときはパパやママと一緒になどとルールを決めて使わせられるといいですね。

未就学児にスマホが与えるメリット、デメリット

「未就学児・スマホ」と聞くと前述したような発達や依存についてのデメリットばかり出てきて、忙しく毎日頑張っているパパやママにさらに追い打ちをかけそうですが、スマホを使うことによってメリットももちろんあります。

メリット

・カメラで撮影したいものを撮る
自分のカメラって、子どもはすごく嬉しいですよね。あとで子どもが撮ったものを見返すと、こういう風景が好きなのかと思うことがあります。

・動画から作りたいものの作り方を学べる
調べるとほとんどのものが出てくるので、子どもと一緒に作ったり遊んだりできる

・子どもが集中してくれる
子ども一人で集中してくれる時間てパパやママにとってすごく貴重な一瞬ですよね。その時間で家事を一気にこなすことも常々です。

・軽くて持ち運びしやすい
旅行に行く際などは荷物が多いため、最低限にしたいですよね。子どもがお気に入りのおもちゃが大きかったり重かったりするとさらに大変ですが、スマホがあれば、待ち時間やちょっとした時間つぶしにはなるので大変便利です。子どもにも旅行だからおもちゃじゃなくてスマホを観られるよと言っておけば、すぐにおもちゃを諦めてくれそうです。

デメリット

デメリットは視力の問題だけでなく言葉の発達の遅れ、生活リズムの形成に影響を及ぼします。

「スマホを観る」というシンプルな行為の中に、姿勢であったり、眼球運動、観ているときの親や本人の心情や行動などが混じっているようです。




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未就学児にスマホが与える影響とは?【まとめ】

スマホを使った育児のことを最近では「スマホ育児」と呼ぶようです。

必要最低限にしたいなと思いつつも、子どもが好きなテレビを観ている時間が、夕食の準備を済ませる私の貴重な20分になっています。

知らない間に私もスマホ育児ならぬテレビ育児をしているのかもしれません。

とはいえ、私だけではないはず、と心を軽くしてやっていきたいのも本音です。

メリット、デメリットがあるのは万物です。

夫婦で方向性を話し合い、子どもの成長の妨げにならないようにスマホと向き合っていきたいですね。

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