新生児なのに涙出るようになった!?その原因は?赤ちゃんの涙について解説

新生児はよく泣きますが、涙は出ないと言われています。

どれだけ泣いても、涙が出ないなんて不思議ですよね?

でも中には、赤ちゃんの目に涙が溜まっているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「新生児なのに涙出るようになったのは早すぎる?」「大丈夫かな?」と不安に思うママもいらっしゃるかもしれません。

この記事では、赤ちゃんの涙はいつから出るものなのか、新生児なのに涙が出た場合の原因は何なのか等、赤ちゃんの涙について解説します。

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新生児は何故涙が出ないの?

まず、新生児はなぜ、たくさん泣くのに涙が出ないのでしょうか?

それは体の機能が未熟で、涙を分泌する涙腺の働きがまだ充分に発達していないからです。

しかし、涙が全く出ていない訳ではありません。

涙には目を乾燥や雑菌から守る大切な働きがあり、新生児も必要最低限の涙は分泌されています。

ただ量が少ないために、涙が出ていることに大人が気づかないのです。

また、大人は「悲しい」などの感情によって涙腺が刺激されて涙を流しますが、新生児はまだ情緒が発達しておらず、「悲しい」といった感情がありません。

その為、感情によって涙腺が刺激されることはなく、感情による涙は出ません。

新生児にとって「泣く」という行為は、ただ不快なことを伝えるための手段であって、感情を伝えるものではないのですね。

新生児が涙出るようになったと感じるのはいつ?

涙の分泌量が増えて、赤ちゃんが涙出るようになったと感じるのはいつ位なのでしょうか?

涙腺は生後3~4か月頃から発達するため、その頃に涙出るようになったと感じることが多いようです。

また、3~6か月になると情緒も発達し、「悲しい」などの感情が芽生え、感情による涙を流すことも増えていきます。

しかし、これは個人差があります。

早ければ3か月より前に涙出るようになったと感じる場合もありますし、遅ければ生後6か月経っても、まだ涙の分泌量が少ない場合もあります。

過度に気にし過ぎず、赤ちゃんの成長をじっくり見守りましょう。

新生児なのに涙出るようになった!その原因は?

涙の分泌量が少ない新生児ですが、涙が出ていると感じるママもいらっしゃいます。

その原因は何なのでしょうか?

前述したように、新生児は全く涙が出ないのではなく、涙の分泌量が少ないために涙が出ていることに気づかない場合がほとんどです。

なので、時々目に涙が溜まっていると感じる場合は、たまたまその時の涙の分泌量が多かっただけかもしれませんので、心配する必要はありません。

筆者もまだ子供が新生児だった頃、目尻に涙が溜まっているのを何回か見たことがあります。

それは赤ちゃんがなかなか泣き止まず、ギャン泣きを続けている時だったので、泣き続けることで涙の分泌量が増えたのだと思います。

しかし常に涙目であったり、目やにが多かったりする場合は、「先天性鼻涙管閉塞症」などの病気が原因かもしれません。

何日か様子を見て、涙や目ヤニの量が多い状況が続く場合は、かかりつけ医に相談してみてください。

また、赤ちゃんの目や肌はとてもデリケートなので、涙や目ヤニが出た場合は、ガーゼなどで優しく拭き取ってあげてください。

もし目ヤニがこびりついてなかなか取れない場合は、無理に拭き取ろうとせず、お風呂上りなど取りやすくなった時に拭き取るようにしましょう。

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新生児が涙出るようになった【まとめ】

新生児は涙腺の働きが未熟なため涙の分泌量が少なく、涙が出ていることに気づかない場合がほとんどです。

新生児の目に涙が溜まっている場合、たまたまその時の涙の分泌量が多かっただけかもしれませんので、心配し過ぎず様子を見ましょう。

もし、何日も涙や目ヤニの量が多い日が続く場合は、病気が原因の可能性もありますので、かかりつけ医に相談してください。

赤ちゃんの涙は、体の発達だけでなく情緒の発達の証でもありますので、涙出るようになったと感じると、ママは嬉しいですよね。

しかし、涙の量は言葉の発達と同じく個人差がありますので、周りと比べて心配し過ぎず、赤ちゃんの成長を温かく見守ってあげてください。

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