新生児は夜行性になぜなる?原因と改善策を解説

赤ちゃんが産まれて一番大変なのは、ママがゆっくり寝られないことではないでしょうか?

昼夜問わず、2~3時間おきに寝て起きてを繰り返す新生児。

中には、「昼はよく寝てくれるのに、夜全然寝てくれない」「夜のほうが活発になる」というように、昼夜逆転の夜行性になってしまう赤ちゃんも少なくありません。

でも夜は、赤ちゃんに少しでも長く寝てもらって、ママも少しでも睡眠を取りたいですよね?

この記事では、新生児が夜行性になる原因や改善策、寝かしつけの方法などをご紹介します。

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新生児はなぜ夜行性になるの?

新生児が夜行性になるのは、まだ昼夜の区別がついていないからです。

また、お腹の中にいた時は夜行性で、産まれてからもその名残が残るからとも言われています。

まだ赤ちゃんがお腹にいた時、夜になると胎動が激しくなってなかなか寝られなかった経験はないでしょうか?

日中はママが活動的に過ごしているので、血流がママのほうに回っていますが、夜になると血流が赤ちゃんのほうに回るため、赤ちゃんは夜の方が活動的になるのです。

その名残で、夜行性になってしまう新生児もいます。

新生児が夜行性になった場合の改善策

赤ちゃんが夜行性になってしまった場合、まず赤ちゃんに昼夜の区別をつけさせることを心がけましょう。
具体的には以下の3点です。

朝はカーテンを開けて、部屋に太陽の光を入れる

部屋に太陽の光を入れることによって、赤ちゃんは今が朝だということを認識していきます。

ただし、産まれたばかりの新生児はまだお肌がデリケートな為、直射日光には当てないよう注意してください。

日中はリビングで賑やかに過ごす

日中リビングで寝かせていると、生活音で起きないか心配になるママもいらっしゃるかもしれませんが、赤ちゃんが深い眠りに入っていれば、少しの音では目覚めません。

逆に生活音を聞かせることで、赤ちゃんは徐々に「今は起きておく時間なんだ」ということがわかってきます。

無理に騒ぐ必要はありませんが、日中はなるべく赤ちゃんに生活音を聞かせて、今は活動する時間だということを教えましょう。

夜は暗くして寝る

夜寝るときは部屋を暗くすることで、赤ちゃんは今が夜だということを認識していきます。

部屋を真っ暗にするのが理想ですが、新生児期は夜でも母乳やミルクをあげたり、オムツを替えたりしなければいけない為、現実的には難しいかと思います。

我が家は寝るときに天井の豆電球をつけていましたが、中には豆電球の光が刺激になって、赤ちゃんがなかなか寝てくれない場合もあります。

なので足元に置く間接照明があると、赤ちゃんの目に直接光が入らないのでお勧めです。

以上のことを続けていれば、赤ちゃんはだんだん昼夜の区別がついてきて、昼夜逆転現象も改善されていきます。

ただし、赤ちゃんが昼夜の区別がついてくるのは、大体生後3~4か月と言われています。

それまでは、夜中でも根気強く赤ちゃんの相手をしなくてはいけません。

なのでママは、昼でも寝られるときは寝て、少しでも休める時間を作るようにしてください。

夜行性になった赤ちゃんを寝かしつける方法

いくら「新生児は夜行性」と言っても、赤ちゃんが夜なかなか寝てくれないのは困りますよね。

そこで、なかなか寝てくれない赤ちゃんを寝かしつける方法を2つご紹介します。

1つ目は、赤ちゃんが寝ると言われている音や曲を聞かせることです。

一般的には胎内音や子守唄、オルゴールなどが挙げられます。

筆者には2人の子供がいますが、1人目は胎内音に似ているドライヤーの音を聞かせるとすぐに寝てくれることが多かったです。

どんなに抱っこしてユラユラしても、背中をトントンしても目がぱっちり開いていたのに、ドライヤーの音を聞かせるとほんの数分で寝てくれる、なんてことも度々ありました。

ビニール袋のガサガサする音も胎内音に似ていて、赤ちゃんの寝かしつけに効果的と言われています。

他にも、YouTubeで「赤ちゃん 寝かしつけ」と検索すれば、赤ちゃんが寝る音や曲がたくさん出てきますので、色々試して赤ちゃんが寝てくれる音や曲を見つけてみてください。

2つ目はおしゃぶりです。

おしゃぶりは、長時間使用すると噛み合わせが悪くなるというデメリットがあるため、使用には賛否両論ありますが、まだ歯が生えていない新生児期はそこまで気にする必要はないかと思います。

筆者の場合、2人目は特になかなか寝ない子で、音や曲も全然効果がありませんでしたが、ある日友人の勧めでおしゃぶりを吸わせてみると、5分も経たないうちに寝てくれました。

ただあまり使い過ぎて癖になるといけないので、何をやっても全然寝てくれず、疲れ果てて倒れそうな時の最終手段として使っていました。

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新生児が夜行性になった際の対処法【まとめ】

このように、赤ちゃんが夜行性になることはよくあることで、仕方がないことですが、ママはゆっくり休む時間が取れず大変です。

そういう時は、ママも昼間赤ちゃんが寝ている時に一緒に寝るなどして、少しでも体を休める時間を作ってください。

赤ちゃんの昼夜逆転現象は、昼夜の区別をつけさせるよう意識することで、徐々に改善されていきます。

それまでは大変かもしれませんが、赤ちゃんを少しでも早く寝かしつけるために、音や曲、おしゃぶりなどのアイテムも活用しながら、乗り切ってください。

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