離乳食に使う【卵白は冷凍】できるの?卵を上手に取り入れよう!

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離乳食、卵、と聞くと、アレルギーが気になる…。ゆで卵から始めたいけど、いつから与えたらいいのかわからない…。でも栄養素も豊富だと聞くし、食べられるなら上手く食事に取り入れてあげたい!

普段は忙しくて食事の準備に時間をあまりかけられないから、冷凍ストックできるといいのだけど…そもそも卵って冷凍してもいいの?世の子育て中の皆さんの声を代弁してみました。私の保育園栄養士時代にもよく聞こえてきた声でもあります。

 

卵は冷凍できるのか、これはゆで卵など加熱した卵白に関してはあまりおすすめできません。その理由と、いつから卵を離乳食に取り入れたらよいのか、具体例を交えてお話ししていきます。不安を解消して、離乳食のレシピの幅を広げるヒントになると嬉しいです。

 

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離乳食の卵白はどうして冷凍に向かないの?

ゆで卵の卵白を冷凍するのはおすすめできないのは何故か、それは食感が損なわれるからです。ゆで卵の卵白は、プリプリとしたあの独特な食感も美味しさの1つですが、冷凍すると、ボソボソとした食感になり、美味しさが損なわれてしまいます。

 

卵白の主成分は「たんぱく質」。このたんぱく質が、加熱により硬くなります。生のままでは透明の液状の卵白が、ゆで卵のように加熱すると白くなるのはこのためです。

たんぱく質は「水分を抱え込む」という性質を持つのですが、この性質こそが、加熱後に冷凍した卵白の食感が損なわれる原因なのです。水分を抱え込んだまま冷凍されると、解凍の際にその水分が抜けだしてしまい、ボソボソ食感の誕生です。

 

赤ちゃんは、離乳食を通して五感のトレーニングをしています。美味しく食べられる方法で食べさせてあげたいですね。どうしても卵白を冷凍したい!という場合は、生のまま冷凍し、解凍後しっかりと加熱してから使用するようにしてくださいね。

ちなみに卵黄は、固ゆでにして裏ごししたり、薄焼き卵にするなど加熱をした状態で冷凍保存も可能です。ラップに包み、密閉容器等に入れておくと便利です。

 

そうなるとゆで卵の状態で卵黄を除いた卵白の行き場に困る!という声も聞こえてきそうです。個人的には、大人用に1つ余分にゆで卵を作り、余った卵白と一緒に刻んでポテトサラダやタルタルソースに使ったり、卵黄があったくぼみの部分に細かく切ったトマトとアボカドを入れてチーズをのせてトースターで焼いたり、というように大人が食べる一品に変身させるのもよいと思います。

 

離乳食で卵はいつから与えたらいいの?

卵をいつから与えていくのか、ポイントを確認しましょう。

時期としては、離乳食を開始して1~2か月経過したころがおすすめです。母乳やミルク以外の「食べ物」を消化するのに段々と慣れてきたこの頃になってから始めるのがよいでしょう。目安としては中期食に移行した頃と言えます。

 

とは言っても、急いで始めなければならないものでもありません。離乳食の進みにももちろん個人差があるものです。お子さんの様子を見ながら、徐々に進めましょう。

 

知っておきたい卵アレルギーのこと

離乳食に卵と聞くと気になるのはアレルギー。保育園でも、食物アレルギーを持つお子さんで一番多かったのが卵アレルギーでした。食物アレルギーを持つご家族がいたり、アトピー性皮膚炎等、肌が弱かったりするお子さんは、初めて与えるのに勇気がいることも。

 

心配なようであれば、小児科やアレルギー科で「パッチテスト」を受けるという方法もあります。血液検査と比較すると簡易的ではありますが、離乳食を始める頃の乳児には血液検査ができないこともありますので、1つの方法としてのご提案です。

実際に保育園に通われていたお子さんでも、ご両親に食物アレルギーがあり、パッチテストを受けたところ、卵アレルギーが判明した、という例もありました。

 

 

不安なまま与えるよりも、一度医療機関に相談するのもよいと思います。

余談ではありますが、日ごろから赤ちゃんの肌の保湿を心がけておくと、食物アレルギーを発症するリスクが低下するという報告もあります。大人よりも体の水分量が多い赤ちゃんは汗をかきやすく、肌も乾燥しがちですので、気を付けてあげるとよいかもしれませんね。

 

卵を食べさせ始めよう!でもどうやって?

続いては、どのように卵を食べさせ始めるかをお話しします。ポイントは大きく2つ!

⑴卵黄から始めましょう

卵黄から始める理由は、「卵白の主成分はたんぱく質」ということにあります。食物アレルギーの多くは、食品中のたんぱく質に体が反応して起こるものです。ですから、その卵白を除き、卵黄から与えるのが基本です。

卵はアレルギー症状を起こすリスクが高い食品として、国から「特定原材料」とされているように、注意が必要な食品の1つなのです。赤ちゃんに初めて食べさせる際には、固ゆで卵の卵黄部分から始めましょう。

 

そのままでは飲み込みにくいですので、白湯でのばしてあげるとよいと思います。段々と慣れてきたら量を増やしていき、卵黄1個分が食べられるようになったことを確認して次のステップです。

 

次のステップは、固ゆで卵の全卵です。中期食の間は固ゆで卵の全卵1/3個までを目安にしておきましょう。後期食に移行したら、1/2個までに増やしてみましょう。形状としてはみじん切り、食べにくそうであればおかゆ等にトッピングして一緒に食べさせる等工夫してみてくださいね。

完了期食へ移行したら、2/3個まで増やしてよいかと思います。

 

⑵しっかりと加熱しましょう

2つ目のポイントは、しっかり加熱することです。

固ゆで卵が食べられるようになり、「卵とじうどんにしてみよう!」とバリエーションを増やしてみたら、実は半生の状態で食べさせてしまっていて、口の周りに発疹が…なんてこともあります。固ゆででは大丈夫でも、加熱が甘いと症状が出るお子さんもいますので十分注意してください。

 

固ゆで卵としてだけではなく、ホットケーキのつなぎや茶碗蒸し、蒸しパンなど卵はいろいろな料理に使うことができます。バリエーションを充実させて、美味しく食べさせてあげたいですね。

 

離乳食に使う卵白は冷凍できるの?【まとめ】

卵は「完全栄養食」とも言われ、食物繊維やビタミンC以外のすべての栄養素が備わっている、非常に貴重な食材でもあります。

注意点を守り、上手に離乳食に取り入れていきましょう。

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