離乳食ですりごまはいつから食べられる?ごまについて徹底解説!

離乳食が進むにつれ食べられるものが増えてきます。

そこでふと考えるのが

「ごまっていつから食べられるんだろう?」

少し加えるだけで風味も味も豊かになる万能食材のごま。

離乳食ではいつから食べられるのでしょうか?

またごまはどんな栄養素が含まれていて、どんな離乳食に使えるのか。

今回はごまについて徹底解説します!

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ごまの栄養素

そもそもごまにはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?

ごまに含まれる栄養素の50%は脂質です。

ごまの半分を占める脂質には「リノール酸」という脂質が多く含まれています。

このリノール酸は「必須脂肪酸」といい、体の中では作ることができず食べ物を摂る必要がある脂質なのです。

さらに20%をたんぱく質が占めています。

その他にもミネラルを多く含み、特にカルシウムや鉄分、亜鉛が豊富です。

カルシウムは大さじ1杯(10g)でヨーグルト100g分と同等のカルシウムを摂取することができます。

また鉄分は大さじ1杯(10g)でほうれん草1束分(45g)と同等の鉄分を摂取することができます。

このようにごまには離乳食で不足しがちなカルシウムや鉄分を効率的に摂取することができます。

またごまと聞いて思い浮かべやすいのが「セサミン」ではないですか?

セサミンとは肝臓の働きを助けてくれる物質で食べることで悪酔いや二日酔いの防止に繋がるとされています。

離乳食のすりごまはいつから?

ごまの栄養素について説明したところで、離乳食ではごまはいつから食べられるのでしょうか?

答えは離乳食の完了期(1歳〜1歳6ヶ月)頃からです。

先程説明したようにごまには離乳食で不足しがちなカルシウムや鉄分を多く含んでいます。

積極的に活用していきましょう。

またごまの皮は消化されにくく、離乳食の頃の胃腸では消化できずにそのまま排出されることが多いです。

そのため「いりごま」ではなく「すりごま」や「ねりごま」を使うようにしましょう。

またごまには「黒ごま」と「白ゴマ」がありますよね。

これらは栄養素に違いはありません。

料理の色味など用途に合わせて使い分けると良いでしょう。

離乳食のすりごまレシピ3選

すりごまがいつから食べられるのかわかったところで、「そもそも薬味以外ですりごまってどうやって使うの?」なんて思いますよね。

今回はすりごまを使った簡単レシピを3つご紹介します。

これらは保育園でも実際に提供されているメニューになります。

離乳食の完了期以降の子どもがおられる方はぜひ作ってみてください。

*ほうれん草のごまあえ

材料
ほうれん草 / 1房
にんじん / ¼本
すりごま / 大さじ1
しょうゆ / 小さじ1
みりん / 小さじ1

定番のごまあえですね。

ほうれん草と千切りにしたにんじんを茹でて、水気を絞り調味料で和えて完成。

水気をしっかり絞ることがポイントです。

甘味が欲しい人は少し砂糖を入れても調節しましょう。

*ごまあんトースト

材料
食パン / 1枚
こしあん / 大さじ2
黒すりごま / 大さじ1

朝にもぴったりなトーストレシピです。

トーストした食パンにすりごまとこしあんを混ぜたものを塗って完成。

このレシピでは黒すりごまがおすすめです。

白すりごまでもできますが、こしあんに混ぜた時に少しぶつぶつが目立つので重合体恐怖症の方は閲覧注意です。

*マカロニごまきなこ

材料
マカロニ / 20g
きなこ / 大さじ½
砂糖 / 大さじ½
すりごま / 大さじ½

保育園で大人気メニューのマカロニきなこにごまをプラスしたレシピ。

茹でたマカロニにきなこと砂糖、すりごまを混ぜたものと和えると完成。

きなこには食物繊維が豊富。

すりごまのカルシウムや鉄分と合わせて、離乳食で不足しがちな栄養素を補える最強レシピです。

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離乳食のすりごまはいつから?【まとめ】

いかがでしょうか?

ごまの栄養素、ごまはいつから食べられるのか、ごまを使ったレシピ。

その3つをご紹介させていただきました。

でも実際に離乳食の時にはごまを使うことはあまりないと思います。

しかし今回説明した栄養素やレシピは離乳食だけでなく幼児食でも活用できる情報です。

ぜひ頭の片隅にでも入れて、ふとした時にでも思い出して実践していただければ幸いです。

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