今回のテーマは、パスタはもちろん、ごはんにかけても蒸した野菜にかけてもおいしい実は万能な「ミートソース」です。トマト感たっぷりで肉も野菜も食べられる、赤ちゃんにも受け入れられやすいメニューですね。
ぜひ手作りに挑戦したい!という方も多いのではないでしょうか。
いざ作るとなると、どうやって作ったらよいのか迷ってしまうことも。トマトの加工品であるトマト缶やトマトペースト、トマトピューレ、どれを使ったらよいのでしょう。
そこで、離乳食のミートソースを手作りするときの材料選びのポイントをご紹介します!レシピもぜひチェックしてみてくださいね。
トマトの缶、ペースト、ピューレにはどんな違いがあるの?
トマトの加工品といえばケチャップですが、今回は違いが分かりにくいトマトの缶、ペースト、ピューレについてお話しします。
トマト缶
トマト缶の多くの原材料はトマト、トマトピューレ、クエン酸です。ホールタイプとカットタイプがあります。クエン酸が加えられていることで、酸味が強いのが特徴です。
トマトペースト
トマトペーストの原材料はトマトのみのものがほとんどです。トマトピューレをさらに濃縮してペーストにしています。
トマトピューレ
トマトペーストの原材料はトマトのみのものがほとんどです。トマトを煮込んで水分を蒸発させて、皮や種を取り除いています。
離乳食のミートソースを作るなら、材料はコレ!
離乳食のミートソースを作るとき、材料はどのように選んだらよいのでしょうか。
ミートソースといえば肉や野菜の他にケチャップを使用するのが定番ですが、ケチャップにはトマトだけでなく塩や砂糖、酢などの調味料が含まれています。
前項でご紹介した通り、トマト缶、トマトペースト、トマトピューレはトマト以外の原材料がほとんど含まれていませんので、離乳食のミートソースを作るときはこれらのトマト加工品を選択するのがおすすめです。
トマト缶は酸味が強いので避ける方も多いようです。個人的にはトマトペーストよりも仕上がりの水分量を調整しやすいトマトピューレを使用すると作りやすいかと思います。
ミートソースは中期食後半から食べられます。中期食では鶏ひき肉や鶏ささ身を使用し、後期食に移行したら豚ひき肉を使用するなど肉を代えると違った味わいになりますよ。ツナで作ってもおいしいです。
おすすめミートソースレシピ
それでは、おすすめのミートソースレシピをご紹介します。
保育園では生のトマトとトマトピューレを使って作っていました。生のトマトを入れた方がフレッシュ感がありおすすめですが、湯むきをするという作業が発生するのでトマトピューレのみでもOK。
その場合は大さじ4から大さじ6程度に増やして作ってみてください。
野菜はほうれん草やアスパラなど季節に合わせてお好みのものをプラスしてアレンジしてみてください。チーズを入れてもおいしいです。パスタやパン、ごはんにも合いますのでぜひお試しください!
多めに作って冷凍ストックしておくことを考えて、材料は多めに記載しています。
鶏ひき肉 100g
玉ねぎ 70g
にんじん 70g
トマト 50g
トマトピューレ 大さじ4 <作り方>
鶏ひき肉は水から一度茹でこぼす。
トマトは湯むきをして1cm角に切る。(種は取らなくてもOK)
玉ねぎとにんじんはみじん切りにして鍋に入れ、かぶるくらいの水で煮る。
玉ねぎとにんじんが軟らかくなったら鶏ひき肉、トマト、トマトピューレを入れて煮る。
※水分量はお好みで調整してください。
離乳食のミートソース、どうやって作る?【まとめ】
いつものパスタやごはんに飽きたら、ぜひ試してみていただきたいミートソース。大人用では塩分が多いですので、赤ちゃん用に手作りに挑戦してみてください!
トマト缶、トマトペースト、トマトピューレの違いを理解して選択しましょう。赤ちゃん用のミートソースをたくさん作ってある程度の量を確保したら、ケチャップやウスターソースなどを足して大人用にすることもできますよ。
ミートソースをマスターして献立のバリエーションを増やし、アレンジも楽しんでくださいね!